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2020年4月15日 (水)
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米カリフォルニア州フリーモント--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- バイオリティック・ラボ・パフォーマンスは新規オリゴヌクレオチド合成装置のDr. Oligo 768XLcを発表しました。本製品は高スループットの核酸合成のための最も先進的な市販プラットフォームとなります。研究開発と生産の両施設で運用できるように設計したもので、大量の独自DNA/RNAが各組織の製品、サービス、継続的研究に欠かせない種々のウイルス、疾患、症状を対象とする診断/治療アプリケーションを手掛ける組織のニーズに適合します。


こうしたアプリケーションは、遺伝子合成、遺伝子診断検査キット、PCR/RT – PCR、siRNA/RNAi、miRNA、CRISPR Cas9、アンチセンス処理、DNA/RNAシーケンシングから、進化史、フォレンジック、免疫療法、診断・治療薬研究のような広範な分野、さらには高スループットのスクリーニング、修飾オリゴヌクレオチド、混合主鎖、LNA、DNAプライマーによるRT-LAMP増幅後のCOVID-19などのウイルスRNAの視覚的検出にまで及びます。

迅速に稼働

Dr. Oligo 768XLcには完全試験済みのプロトコルと1ウェル当たり2~100 nmolの合成材料の入った開始用384ウェルが含まれ、ターンキー方式で合成を開始できます。オプションとして、トリチル基コレクション、オリゴヌクレオチドの脱塩・溶離機能を提供可能です。

効率的な反応

バイオリティックの特許出願中の新規システムはDr. Oligo XLc機器の全ラインで最小限の試薬を使用して、可能な限り最高の化学反応効率をもたらします。当社のシステムはウェル間の流速変動の結果としての化学物質の過剰消費や反応の非一貫性のほか、高スループット合成材料で一般的なその他の問題を克服します。

機能・特長

  • 当社の特許出願中システムにより、各ウェルに分注した全試薬を超効率的に混合。各反応ウェルに分注された試薬の全量が合成材料と完全に混合され、分注試薬すべてを最適使用。
  • 最適なモル過剰を達成するために必要な量の試薬だけを分注して、100%近くの反応効率を達成。
  • デザインとレイアウトの簡素化により、操作と保守を容易化して運用費を削減。
  • 革新的なハードウエアデザインにより、これまでの高スループットオリゴヌクレオチド合成では達成できなかった効率を実現。革新的な独自のオリゴヌクレオチドを合成する場合、非常に高額の独自塩基や特殊化学品を節約することで、合成経費の削減につながる。
  • 特許出願中の新ノズルシステムが16本のノズルを同時に操作し、これまで利用可能であったデザインの複雑性を排除。保守・運用経費の削減と合成時間の短縮につながる。
  • 複雑な分子を高スループットで効率的に合成しながら、高コストの修飾ヌクレオチド構成要素の消費量を削減できる強力な生産ソフトウエア。

バイオリティックについて

1993年設立のバイオリティック・ラボ・パフォーマンスは世界で最も先進的なオリゴヌクレオチド合成装置と関連ラボ付属品を設計・製造しています。エンドツーエンドの合成プロセスと装置で培った25年以上の経験と広範な知識およびカスタマーサポートが相まって、バイオリティックはオリゴヌクレオチド合成業界を一貫してリードすることができています。

詳細情報についてはwww.biolytic.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Further information, contact:
James Demmitt, Biolytic Lab Performance, Inc.
Senior Vice President of Marketing
JamesDemmitt@biolytic.com
+1 510-795-1142

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