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2020年4月24日 (金)
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米ニューヨーク州ブルックリン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- カリフォルニアを拠点とする企業としてライフサイエンス研究用試薬を手掛けるザイモリサーチ・コープと、廉価で使いやすいラボ用ロボットのメーカーであるオープントロンズ・ラボワークスは、SARS-CoV-2分子検査用のロバストなエンジンを創出すべく提携しました。


COVID-19危機は持続しているため、高スループットで所要時間が短く廉価な検査プラットフォームに対するニーズは、世界中の地域社会における定期検査を促進する上で、非常に重要な安全上の問題となります。オープントロンズの分注ロボットOT-2、検証済みの実験機器、磁気モジュールによって創出した自動RNA抽出パイプラインは、ザイモリサーチのQuick-DNA/RNA Viral MagBead Kitと共に、高感度のSARS-CoV-2検査を実施しようとしているあらゆるラボにとっての基盤として役立ちます。

オープントロンズの共同創設者で最高製品責任者(CPO)のWill Canineは、次のように述べています。「オープントロンズとザイモリサーチの技術の取り合わせは、旧来のサプライヤーが需要についていけない時期に、新しい自動RNA抽出ソリューションを確立するものです。当社はザイモリサーチと提携し、この廉価で使いやすいシステムを非常に迅速に市場投入できることを光栄に思います。」

またOT-2ロボットのどのユーザーも、Quick-DNA/RNA Viral MagBead Kitを自動化するためのオープンソーススクリプトをダウンロードして、自らのラボでプロトコルを実行することができます。これらのプロトコルは、FDAの緊急使用承認(EUA)を見越して実施する検査法の開発に当たっているCLIAラボで使用されているプロトコルと同じものです。

ザイモリサーチの事業開発担当バイスプレジデントであるMarc Van Eden博士は、次のように述べています。「我が国と世界は困難な時にあります。ザイモリサーチは、最前線で働いているラボや企業にCOVID-19検査と関連した製品を確実に届けるため、どんなことでも行っています。当社はオープントロンズのような企業と提携し、切望される検査を促進する簡素なソリューションを生み出せることを誇りに思います。」

オープントロンズのCOVID-19検査システムの詳細については、covid-19@opentrons.comまで電子メールでお問い合わせください。

ザイモリサーチ・コープについて

ザイモリサーチは1994年以来、最先端の分子生物学的ツールで科学界に貢献してきた非公開企業です。「科学の美しさはものごとを単純化することである」が当社のモットーであり、これはエピジェネティクスからDNA/RNA精製の技術まで、当社が生産するあらゆる製品に反映されています。エピジェネティクス分野のリーダー企業としてこの間認められてきたザイモリサーチは、試料採取/微生物叢測定/NGS技術向けの高品質で使いやすい新規ソリューションによって、限界を打ち破っています。詳細についてはwww.zymoresearch.comをご覧ください。

オープントロンズについて

オープントロンズは、生物学者向けの廉価なピペッティングロボットを手始めに、あらゆるラボが自動化機能を利用できるようにします。オープントロンズは、使いやすいハードウエアとオープンソフトウエアプラットフォームにより、ラボの手作業を自動化し、ライフサイエンス科学者の共同研究に力を与えます。オープントロンズは、45カ国の1500軒以上のラボが時間、経費、人件費を節約するのに役立っています。これらのラボにはMIT、オックスフォード大学、スタンフォード大学など世界のトップ50に入る47大学や、GSK、メルク、ノバルティスなど製薬企業のトップ10に入る9社が含まれます。詳細についてはopentrons.comをご覧ください。

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Laurie Vazquez
press@opentrons.com

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