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2020年5月1日 (金)
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  • クアナジーのFlow Management™プラットフォームは、匿名で人流を追跡し、人と人の距離を測定することにより、安全なソーシャルディスタンス対策の手段を確保
  • 本プラットフォームは、赤外線カメラと統合して体温の高い人を識別・追跡することが可能
  • オプトインなしでプライバシーを確保し、PII(個人を特定できる情報)のリスクはゼロ
  • 本ソリューションは、企業、小売りスペース、空港、工場、配送センター、公共交通機関のソーシャルディスタンスモニタリングのために本格展開中

米カリフォルニア州サニーベール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- LiDAR(光検出・測距)センサーおよびスマート認知ソリューションを提供する一流企業のクアナジー・システムズは本日、ソーシャルディスタンス(社会的距離)戦略を実施するソリューションを支えるべく、Flow Management™ Platform(フロー・マネジメント・プラットフォーム)を拡張したと発表しました。医療専門家は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を食い止めるには、この戦略が最も効果的な戦略であると捉えています。これらのソリューションは世界中の企業や公共団体が人々の安全を確保しながら業務を再開できるよう支援を行います。



クアナジーのFlow Management Platformは、最先端の3D LiDARセンサーとAI搭載のQORTEX™ Perception Softwareを組み合わせることで、小売店、空港、公共施設、商業ビルおよび政府庁舎、産業用倉庫の中で、リアルタイムでの人流を匿名で正確に追跡・分析する高度なソーシャルディスタンス戦略ソリューションを開発できます。

LiDARは光を利用することで、どのような照度条件でも物体を高精度で測位・識別します。クアナジーのQORTEX Perception Softwareは、カメラベースのシステムとは異なり、個人のプライバシー情報を侵害したり保存したりすることなく、1つの環境の中でLiDARのデータを使用して個人を識別・追跡します。また、ユーザー承諾のオプトインや個人データの共有操作を必要としないため、代替手法よりもはるかに効果的なソーシャルディスタンス戦略ソリューションを提供できます。

クアナジーは、COVID-19の世界的流行とソーシャルディスタンスの指針に対応してパートナーと協力し、人の位置、人と人の距離に加え、所定の場所にいる人数を正確に測定して密集を防ぐFlow Management Platformの導入に取り組んでいます。個人間の距離がソーシャルディスタンス戦略で許容される距離よりも近い場合やエリア内の人数が所定の限度を超えている場合にアラートが発せられ、場合によっては人員が出動します。このプラットフォームは、赤外線カメラなどの技術と組み合わせると、体温の高い個人を識別し、ウイルスの拡大を抑える効果があります。また、クアナジーのFlow Management™ Platformは、会議室などの共用エリアに出入りする人数も正確に計測し、人々の望ましい密集度を維持します。

クアナジーの会長兼最高経営責任者(CEO)であるケビン・J・ケネディー(Dr.)は、次のように述べています。「コミュニティーや都市が活動を再開し、一般市民が安心して社会に戻れるようにするには、責任を持ってソーシャルディスタンス戦略を実施できる方法がなければなりません。私たちは、LiDARが職場復帰を加速し、経済を再開する上で重要な役割を果たせると考えています。クアナジーは既存および新規のグローバルパートナーと緊密に協力してソリューションを導入し、自宅外での生活や活動を再開しても大丈夫だという自信を企業や一般市民に持ってもらおうとしています。」

下記の例は、ソーシャルディスタンス戦略を実施するための決定的に重要な手段として、クアナジーのFlow Management™ Platformが持つ能力を示しています。

  • 企業 会議室や休憩室などの共用エリアの最大人数を制御し、ソーシャルディスタンスを維持します。
  • 配送センター 従業員の安全を守りながら品物の配送を保証します。
  • 工場 – 従業員の体温をチェックするなど、施設に入る前にすべての従業員にウイルスの兆候がないことを確認し、生産を再開します。
  • 列車、地下鉄の駅 – 自動改札機を非接触型ソリューションに置き換えて、駅に出入りする人数の正確な計測を維持できるようにすることで、長い行列を回避します。
  • バス、列車 – 最大人数を追跡・報告することにより、利用者の多い通勤・通学時間帯の公共輸送の安全を確保します。
  • 小売店、空港、官公庁 – セキュリティーチェックの行列の待ち時間を短縮し、特定エリアに清掃サービスを自動的に派遣します。

クアナジーのFlow Management Platform上に構築されたソーシャルディスタンス戦略ソリューションは、まもなくクアナジーの企業パートナーを通して世界中で入手できるようになります。下記がその例となります。

  • オーストラリアに拠点を置くQuantum Labsは、世界的に知られている著名なサイト、空港、交差点、高セキュリティー施設のためのソリューションとして、ソーシャルディスタンスモニタリングを行なうだけでなく、サイトの継続的セキュリティーを大幅に強化する上で最適なソリューションを導入しました。
  • 3D LiDARベースのセキュリティー/安全性プラットフォームソリューションを提供する一流企業である韓国のiCENTは、同社のiSaver技術を使用してモニタリングサービスを提供し、都市部や工業地域、特殊施設における安全性とセキュリティーの脅威による人的・物的な損害を予測して防止します。
  • インドに拠点を置く企業として3D LiDARソリューションを提供するCRON Systemsは、体温計測カメラのデータを統合することにより、ゾーン内における個人の正確な追跡と脅威レベルの強調表示を実現しています。
  • フランスの統合セキュリティーソリューションプロバイダーであるAxoneは、赤外線カメラでの検温、人数計測、人物集団追跡、群衆検出、分析など、さまざまな人物集団管理技術を組み合わせた製品を準備しているところです。
  • 米国を拠点とする空港動線分析企業のiinsideは先日、空港などの公共スペースの群集密度をモニタリング・分析するSafeDistanceをリリースしました。

iinsideのサム・カメル社長兼CEOは、次のように述べています。「クアナジーが提供する最高のLiDARプラットフォームによってiinside動線分析が実現しており、これが米国の最高峰・最大規模の空港の一部で搭乗客の密集管理に使用されています。新しいソーシャルディスタンス戦略の指針を受けて、搭乗客の安全性を高めるために、この同じ技術が適用されています。」

クアナジーは、安全な職場復帰を促進するための真剣な取り組みの一環として、公認パートナーとエンドユーザーに無料代用品/ライセンスプログラムを提供します。

クアナジーのFlow Management Platformとソーシャルディスタンス戦略アプリケーションの使用に関する詳細情報の請求は、当社のセールスチームにご連絡ください。

クアナジー・システムズについて

クアナジー・システムズは2012年に設立され、光学、フォトニクス、光エレクトロニクス、人工知能ソフトウエア、制御システムの分野における当社チームの何十年もの経験を基礎としています。シリコンバレーの中心であるカリフォルニア州サニーベールに本社を置くクアナジーは、重要なビジネスプロセスの自動化を加速させるように設計した高性能AI搭載LiDARプラットフォームを提供することで、3D分野の生産性、効率性、安全性を高めています。マッピング、セキュリティー、スマートシティー、スマートスペース、産業自動化ン、輸送など、主要産業の組織に実用的な詳細情報を提供することにより、クアナジーはパートナーとそのエンドユーザーが革新的なソリューションを展開して、事業拡大を促進し、最終的には世界中の人々の生活の質を向上できるようにしています。詳細については、www.quanergy.comをご覧ください。

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