HDメディカルがHD StethのFDA認可を取得 : 医療・医薬情報業界インデックス

ビジネスワイヤ提供プレスリリース

2020年7月15日 (水)

HDメディカルがHD StethのFDA認可を取得

ECG機能内蔵のインテリジェントな聴診器が心臓についての詳しい知見を即座に提供

米カリフォルニア州サンタクララ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- シリコンバレーのHDメディカルは本日、当社の主力製品HD Steth（HDステス）が電子聴診器、心音計、心電計の機能を1つの装置に統合し、DQD、DQC、DPSという3つの製品分類コードでFDA認可を取得したことを発表します。HD Stethは最先端のAI技術を活用して、臨床医がポイントオブケアで高度な心機能評価を行い、時間と命を救うことができるようにするものです。

HD Stethについて

HD Stethはインテリジェントな聴診器であり、臨床医がスマートデバイス上で心音やECG波形を取得・記録・再生すると同時に視覚化できるよう支援することで、心臓の複数の異常を検出することに貢献します。特許取得済みの視覚化・ノイズキャンセリング技術により、HD Stethは最先端の製品となっています。微妙な心音は聴診するのが困難か不可能なものです。HD Stethは追随を許さない音声忠実度を視覚化によって実現しており、これにより臨床医は心音を見て確認し、心臓についての詳しい知見を即座に得ることができます。

臨床研究と国際販売の成功

ミシガン州フリントで心血管疾患を専門としているエティラージ・ラジ医師は、次のように述べています。｢HD Stethで聴く心音の質と強度は驚異的であり、私の過去40年に及ぶ聴診器の使用において最も感銘深い音質の改善を実現しています。音を増幅すると同時にリアルタイムで心音とECGを可視化できる機会は独特です。医師、教員、医学生は心臓聴診におけるパラダイムシフトとなるこの画期的体験から大きな利益を得ることになります。HDメディカルのチームがこれらのセンサーをすべて統合して、この類を見ない装置に結実させ、これにより患者集団、さらには医療提供者が今後にわたって利益を得られるようにしたことに対して、お祝いを述べます。これはまさに技術の極めて大きな飛躍です。｣

HDメディカルに対する主要投資企業のマキシム・ベンチャーズで取締役会オブザーバーとマネジングディレクターを務めるShailendra Mahajan氏は、次のように述べています。｢HD Stethは4種の強力なマイクロプロセッサーを装置に組み込んで高度な信号処理とインテリジェンスを実現しながら、聴診器としての便利なフォームファクターを維持している唯一の聴診器です。マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ（NASDAQ: MXIM）が製造した部品とセンサーにより、低消費電力と精度向上が実現しています。こうした組み合わせによって市場の他製品より大きな優位性をもたらしました。｣

HDメディカルの設立者で最高経営責任者（CEO）のアーヴィンド・シァガラジャンは、「過去1年間、HDメディカルはインドにおいて5万人以上の小児を対象に複数のスクリーニング研究を実施し、多くの命を救うことにつなげました。HDメディカルは世界で医療従事者と医療機関に、また国内では獣医に製品を販売し、大きな成功を収めてきました。HDメディカルは今回、HD Stethを米国と、FDA認可が前提となるその他の世界市場に販売できるようになりました。最もインテリジェントな聴診器がこの極めて重要な時期にFDAから認可されました。この困難なCOVID-19の世界的流行という時期に、HD Stethは異常な心音と肺音を検出するポイントオブケアにおいて、最前線の医療従事者を大いに支えることになります」と述べ、医療界が高忠実度のデジタル“HD”サウンドと即時可視化の機能を採用するよう促しています。

HDメディカルについて

HDメディカルはシリコンバレーを拠点とする革新企業として、AIによって心血管疾患（CVD）を検出・管理するためのデジタルヘルスソリューションを手掛けています。HD StethはDQD、DQC、DPSの製品分類コードでFDA認可（K201299）を取得しました。当社はそのインテリジェントな心疾患治療のソリューションと製品を世界の医療従事者と医療機関、さらには獣医に、チャネルパートナーを通じて提供しています。詳細情報についてはwww.hdmedicalgroup.comをご覧ください。

編集者への注記：HD StethとHD MedicalはHD Medical, Inc.の登録商標です。

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