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2020年12月18日 (金)
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-エメンドバイオはアンジェスの独立子会社として運営され、アンジェスの世界的開発リソースに完全アクセスして、エメンドバイオのデュアルOMNI™ゲノム編集技術プラットフォームの開発・製造能力を促進


-買収により、アンジェスのグローバルなリーダーシップ、遺伝子医療の広範な能力に加え、パイプラインとプラットフォームが大幅に拡大

ニューヨーク & イスラエル・テルアビブ & 大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 次世代の新規ヌクレアーゼ発見・遺伝子編集技術のリーダー企業であるエメンドバイオは本日、日本の商業段階のバイオ製薬企業として遺伝子ベースの医薬品に傾注するアンジェスが2億5000万米ドルの対価でエメンドバイオの買収を完了したと発表しました。エメンドバイオは現在、アンジェスの完全子会社として独立運営されており、今後もニューヨーク州ニューヨーク市とイスラエルのテルアビブにおける施設で事業運営を継続していきます。本買収は2020年12月15日に完了しました。

エメンドバイオの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるデビッド・バラム博士は、次のようにコメントしています。「この取引は、エメンドバイオの新規技術プラットフォームの可能性、当社製品候補の有望性に加え、当社従業員、戦略的パートナー、創設時投資企業であるオービメッドと武田ベンチャー投資株式会社が当社の中に生み出した価値を浮き彫りにするものです。アンジェスとの提携によって新しいリソースと相乗効果が当社の事業にもたらされ、これにより今後の製品開発、提携関係、商業的機会が促進されます。」

オービメッドのマネジングパートナー兼グローバルプライベートエクイティ共同ヘッドであるカール・ゴードン氏は、次のように述べています。「エメンドバイオのチームと、ゲノム全体での高精度遺伝子編集を実現する専有的な技術プラットフォームを開発するその活動を大変誇りに思います。アンジェスとの今回の連携は、広範な治療パイプラインを研究開発して数多くの重篤疾患に対処するための既に強力な基盤の上に構築されています。」

アンジェスの代表取締役社長である山田英は、次のように述べています。「アンジェスは最先端の科学に基づく遺伝子治療薬と治療手法の独自の組み合わせを発見することで、未充足の医療ニーズが高い疾患の革新的な医薬品に傾注するという戦略を取っていますが、エメンドバイオの買収はこの戦略の重要な前進となります。今回の取引により、アンジェスはパイプラインと提携関係を拡大し、エメンドバイオの専有的プラットフォーム、熟練した科学者と研究者のチーム、学界の連携相手および科学顧問との貴重な関係を活用して、遺伝子編集機能を投入できる立場に立ちます。」

武田ベンチャー投資のシニアパートナーであるロブ・ウッドマン博士は、次のように述べています。「今回の買収により、遺伝子医療の革新リーダー企業が団結することになり、双方が有望な研究を加速し、グローバルリーチを拡大して、未充足の医療ニーズがある重要領域に対処していきます。エメンドバイオの創設時投資企業である私たちは、エメンドバイオとアンジェスが今後、新しいレベルのうねりを達成するものと期待しています。」

エメンドバイオは、当社のOMNI™技術を切り開いています。この技術は、次世代の新規ヌクレアーゼ発見プラットフォームであり、非常に高度なタンパク質工学と定向進化機能を取り入れたヌクレアーゼ最適化プラットフォームです。エメンドバイオは、これらのプラットフォーム技術を活用して、高い効率を維持しながら、対立遺伝子特異的編集を含む高精度の編集機能を設計することで、ゲノム編集ベースの医薬品開発の機会を拡大しています。エメンドバイオの独自手法は、これまで実証されていなかったレベルの精密遺伝子編集と特定ターゲットの最適化を実現して、あらゆる遺伝子をターゲット化できるようにすることで、遺伝子医療の状況を塗り替えており、これまで治療不可能と見なされていた多くの疾患を含む広範な遺伝子疾患を治療するための方法を切り開いています。

モルガン・ルイス・アンド・バッキアスがエメンドバイオの法律顧問を務めました。

エメンドバイオについて

エメンドバイオは、専有的な二重技術プラットフォームを活用して、ゲノム全体で高精度遺伝子編集を実現する次世代CRISPR遺伝子編集技術を手掛ける企業です。エメンドバイオの新規ヌクレアーゼ発見プラットフォームはターゲット化できるゲノム範囲を広げるもので、その特定ターゲット最適化プラットフォームは高い効率を維持しながら、対立遺伝子特異的編集を含む高精度編集を実現します。OMNI技術プラットフォームの機能は、ゲノム医学、タンパク質工学、治療法開発における深い専門性と共に、血液疾患、腫瘍、眼科疾患、その他の疾患領域における適応症に対処する際に、エメンドバイオに独自の優位性をもたらします。詳細情報についてはwww.emendobio.comをご覧ください。

アンジェスについて

1999年12月に設立されたバイオ製薬企業であるアンジェスは、遺伝子ベースの医薬品の開発に傾注しています。アンジェスは2019年3月、当社の主力製品であるコラテジェン(肝細胞増殖因子(HGF)のプラスミド遺伝子治療薬)について、下肢虚血性潰瘍の治療薬としての条件付き承認を期限付きで取得しました。2019年9月、アンジェスはコラテジェンの日本での商業化を開始しました。コラテジェンはプラスミドDNAを使用した世界初の市販薬です。アンジェスは現在、COVID-19/高血圧症用のDNAワクチン、COVID-19治療用のTie2チロシンキナーゼ受容体アゴニスト、慢性椎間板起因腰痛用のNF-κBデコイオリゴヌクレオチドの開発に傾注しています。さらに、アンジェスは当社のゲノム編集技術の能力を拡大するため、2020年12月にエメンドバイオを買収しました。詳細情報についてはhttps://www.anges.co.jp/en/をご覧ください。

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