医療・医薬情報インデックスサイト

医療・医薬情報のインデックスサイト

2021年9月29日 (水)
 RSS

投資によってSpeeDxの自社能力を増強し、製造の規模拡大を実現へ

豪シドニー & ベントレー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的な分子診断ソリューションの開発を手掛けるSpeeDx Pty, Ltd.は、西オーストラリアを拠点とする経験豊富なオリゴヌクレオチド製造企業SynGenis Pty Ltd.への投資を発表しました。本提携は、SpeeDxの自社能力を強化して製造の大規模な拡大を支えると同時に、分子診断に使用する重要な原材料を確保するための独立能力を開発・拡大するものとなります。



SpeeDxの国際業務担当ディレクターあるトム・リンは、次のように述べています。「当社は、世界的流行病の結果として見られる検査の増加を支えるため、自社の生産規模拡大プロセスに多くの資源を投じてきました。高品質の原材料に対する当社のアクセス強化は、世界中の当社顧客のために当社が一貫してサプライチェーンセキュリティーの維持に傾倒していることを保証するものです。」

COVID-19診断薬に対する需要の増大の結果、今度は分子診断製品の基盤を形成するオリゴヌクレオチド原料に対する世界的な需要が増大しています。このサプライチェーンへの負担に加え、オーストラリア向けの運航便減便と通関上の問題拡大が、海外の供給業者からの輸送費と納期の問題を悪化させました。オーストラリア国内のオリゴヌクレオチド製造に対するSpeeDxの投資は、サプライチェーンのリスクを低減し、極めて重要な診断薬のための独立能力を一層強化し、より安定して強固な国民医療インフラを目指すものです。

SynGenisの創設者でマネジングディレクターのラケシュ・ビードゥー氏は、「当社は、相当の専門知識を持ち経験豊かなオーストラリアの商業用オリゴヌクレオチド製造企業として、このような戦略的提携関係を確立し、高品質のカスタムオリゴヌクレオチドを短い納期で供給できることを大変うれしく思います」と述べています。SynGenisのスティーブ・アーノット会長は、「SpeeDxとの提携は、Syngenisのスタッフの能力と事業の生産能力に対する信頼を強く示すものであり、当社の今後の発展にとっての重要な基盤を提供します」と述べています。

国内産業に対するSpeeDxの投資は、国内のサプライチェーンを確かなものとすることに加え、診断薬の世界市場におけるSynGenisの成長とリーチ拡大を急速に推し進めることに役立ちます。

SpeeDxについて

2009年設立のSpeeDxは、オーストラリアに拠点を置く非公開企業で、米国のテキサス州オースティンと英国のロンドンに子会社の事業所を構え、広く欧州に販売店を擁しています。SpeeDxが専門とする分子診断ソリューションは単純な検出の域を超え、患者管理の改善のための包括的な情報を提供します。革新的なリアルタイムのポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)技術が、市場をリードする多重検出・プライミング戦略を推進しました。当社の製品ポートフォリオでは、性感染症(STI)、抗生物質耐性マーカー、呼吸器疾患を検出するためのマルチプレックス診断薬を取り揃えています。SpeeDxの詳細情報についてはhttps://plexpcr.comをご覧ください。

SynGenisについて

2020年設立のSynGenisはオーストラリアのオリゴヌクレオチド製造企業であり、ベントレーテクノロジーパークを拠点とする優れた施設を擁しています。SynGenisは、RNA医薬、診断薬、薬物送達の用途で使用するDNA、RNA、修飾オリゴヌクレオチドを含む高品質のオリゴヌクレオチドの製造と供給を専門としています。当社は、オリゴヌクレオチド合成化学の専門知識と最先端設備により、研究開発から商業生産までのすべての段階で顧客を支援します。SynGenisの詳細情報についてはhttps://www.syngenis.com/をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Contacts for SpeeDx:
Madeline O’Donoghue
+61 2 9209 4170
madelineo@speedx.com.au

Contacts for SynGenis:
Sofie De Meyer
+61 491 711 542
sofie@syngenis.com

配信元のページを読む…

※ (C) Business Wire, Inc.
※ 掲載情報は掲載時点での内容になります。内容についてはリンク先の情報が優先します。