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2021年11月1日 (月)
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買収の結果、武田薬品のがん免疫療法と自然免疫細胞療法のポートフォリオは、固形がんと血液がんの潜在的治療法としてガンマ・デルタT細胞を活用する新規プラットフォームによって拡大


成功裏に終わった“build-to-buy”(構築して買収)協業の結果、武田薬品は、一定の調整を前提に、事前交渉により定められた一時金および潜在的なマイルストーンを支払うことで、ガンマ・デルタ・セラピューティクスを買収する権利を行使

大阪 & ロンドン--(BUSINESS WIRE)--武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)(「武田薬品」)は本日、免疫療法薬としてのガンマ・デルタ(γδ)T細胞が持つ独自の特性の探索に特化した企業であるガンマ・デルタ・セラピューティクス・リミテッド(「ガンマ・デルタ社」)を買収するオプション権を行使したと発表しました。今回の買収により、武田薬品はガンマ・デルタ社の同種可変デルタ1(Vδ1)ガンマ・デルタ(γδ)T細胞療法プラットフォームを取得します。同プラットフォームには、血液由来および組織由来のプラットフォームと、開発初期段階の細胞療法プログラムが含まれます。

武田薬品Oncology Cell Therapy and Therapeutic Area Unitのヘッドを務めるクリストファー・アーレント博士は、次のように述べています。「当社は、治療へのアクセスが大変良く、固形がんの治療薬となる可能性を持つ既製品の同種細胞治療薬に専念することで、多くの患者さんにインパクトをもたらす細胞療法の開発に傾倒しています。武田薬品は、ガンマ・デルタ社のチームのような独自の技術基盤と深い専門性を持つ科学技術イノベーターと連携することで、がん患者さんの生活に影響をもたらすことができる製品の開発に向けて、最も期待が持てる手法を見極め、その開発を加速することができます。ガンマ・デルタT細胞療法は固形がんと血液がんのいずれも標的にできるため、差別化できる手法となります。私たちは、ガンマ・デルタ社の細胞療法プラットフォームを、当社のがん免疫療法領域の研究開発活動に組み込んでいきたいと考えています。」

武田薬品は、事前交渉により定められた契約一時金に加え、潜在的な開発・承認関連のマイルストーンを支払うことでガンマ・デルタ社を買収するオプション権を行使しました。今回の買収は、ガンマ・デルタ社の新規T細胞療法プラットフォームの開発に向けて2017年に武田薬品とガンマ・デルタ・セラピューティクスが締結した複数年の提携契約に続くものです。当該契約において、武田薬品はガンマ・デルタ社の株式とガンマ・デルタ社を買収する独占的権利を取得しました。本取引は、武田薬品の2022会計年度第1四半期に完了する見込みです。取引の完了は、米国の1976年ハート・スコット・ロディノ(HSR)反トラスト改正法を含む独占禁止法に基づく審査の完了が条件となります。

ガンマ・デルタ社の最高経営責任者(CEO)であるパオロ・パオレッティ博士は、次のように述べています。「武田薬品による買収オプション権の行使は、両社の数年にわたっての実り多き提携の集大成であり、固形がんと血液がんの治療に向けた新規基盤技術の開発におけるガンマ・デルタ・セラピューティクスの有望な前進を認めるものです。両社は協力することで、当社専有のガンマ・デルタ細胞療法プラットフォーム開発を大きく前進させ、複数の革新的な細胞治療薬のパイプラインを開発できるようになり、最初のプログラムについては第1相臨床開発まで進めることができました。今回の買収は、当社の有能なチームによる膨大な研究の成果に立脚するものであり、がん患者さんの治療成績の改善に向けて、革新的な同種細胞治療薬ポートフォリオの迅速な開発を実現するための基盤となります。」

ガンマ・デルタ社の創設投資企業であるアビングワースの会長兼マネジングパートナーを務めるティム・ヘインズ氏は、次のように付け加えています。「当社はガンマ・デルタ社の創設に関与でき、また経営陣、さらには優れた提携先の武田薬品と協力して、英国におけるこの世界クラスの科学研究を次の発展段階に進めることができたことを大変うれしく思います。」

武田薬品は、自然免疫を活用した機構に着目することで、がん治療における免疫療法の影響力を拡大することを追求しています。自然免疫反応は、疾患に対する身体の最初の防御機構として機能するものであり、免疫認識を回避するがんの能力に打ち勝つことに役立ち得るさまざまな機序や各種細胞(ガンマ・デルタT細胞およびナチュラルキラー細胞(NK)を含む)の動員が関与しています。ガンマ・デルタ社の細胞療法プラットフォームは、血液がんおよび固形がんを治療するためのガンマ・デルタT細胞に基づく血液由来および組織由来の同種免疫療法薬を創出できるように設計された技術を含みます。両プラットフォームにより、遺伝子組み換えを行う場合と行わない場合のいずれについても選択性の高い同種細胞治療薬のポートフォリオの創出が実現しました。これらの同種細胞治療薬は、前臨床において固形がんおよび血液がんに対して高い活性を示しています。

武田薬品のオンコロジー領域に対する取り組み

当社の研究開発上の中核的使命は、科学に対する傾倒、画期的イノベーション、患者の生活改善への熱意を通じ、世界中のがん患者に新規医薬品を届けることです。当社の血液疾患治療薬、充実したパイプライン、固形腫瘍治療薬のいずれにおいても、当社は患者に必要な治療を届けるべく、革新的であるとともに競争力のある立場の保持を目指しています。詳細情報についてはwww.takedaoncology.comをご覧ください。

武田薬品工業株式会社について

武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、患者さん、従業員、そして地球に対する約束に従って、人生・生活を変える治療薬を創出し、お届けすることに傾倒しています。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少な遺伝性疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細情報についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。

留意事項

本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本資料(添付資料及び補足資料を含みます。)において武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国1933年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。

武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、usおよびour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

武田薬品の将来に関する見通し情報

本プレスリース及び本プレスリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「保証する(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想されるanticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語、同様の表現、それらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。かかる将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する仮定に基づいており、これらの要因は実際の結果が将来見通し情報で明示ないし暗示された内容と著しく異なる場合の原因になり得るものです。これらの要因には、日本と米国の一般的な経済条件を含む当社の世界的な事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床的成功の不確実性および規制当局による判断とその時期を含む新製品開発に固有の問題、新製品および既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難または遅延、金利及び通貨為替レートの変動、市場で販売された製品または製品の安全性または有効性に関するクレームまたは懸念等、新型コロナウイルスの世界的流行病のような健康危機が武田薬品ならびにその顧客およびサプライヤー(武田薬品が営業する国々における外国政府を含む)に及ぼす影響や当社事業のその他の面に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとっての非コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、武田薬品が米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び他の報告書(https://www.takeda.com/investors/reports/sec-filings/又はwww.sec.govにおいて閲覧可能)で指摘したその他の要因が含まれますが、これらに限られません。武田薬品は、法律ないし証券取引所規則で要求される場合を除き、本プレスリリースに含まれる、または当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレスリリースにおける武田薬品の経営結果ないし記述は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証、見積もりではありません。

ガンマ・デルタ・セラピューティクスについて

ガンマ・デルタ・セラピューティクス(「ガンマ・デルタ社」)は臨床段階のバイオテクノロジー企業として、がんに対する同種ガンマ・デルタT細胞治療薬の創薬・開発を先駆的に切り開いています。がんと共に生きる患者さんに対する治療の変革に傾倒する当社は、体内に存在する免疫細胞の一種であるガンマ・デルタ(γδ)Tリンパ球のサブタイプ(Vδ1+T細胞)に基づく既製品治療薬の開発に取り組んでいます。

当社は、血液がんおよび固形がんを治療するためのVδ1γδT細胞に基づく血液由来および組織由来の同種免疫療法薬を創出する専有技術を開発しました。両プラットフォームにより、遺伝子組み換えを行う場合と行わない場合のいずれについても同種細胞治療薬の創出が実現しました。これらの同種細胞治療薬は、前臨床モデルにおいて、細胞活性を持ち、腫瘍細胞を死滅させる能力をもつことが示されています。

ガンマ・デルタ社は、武田薬品工業株式会社(「武田薬品」)との継続的な連携の下で、新規γδT細胞プラットフォームと製品候補の開発を進めています。ガンマ・デルタ社の技術は、ロンドン大学キングスカレッジとフランシス・クリック研究所のエイドリアン・ヘイデイ教授およびオリバー・ヌスバウマー博士、ならびにリスボン大学のブルーノ・シルバ・サントス教授が行った世界クラスの先駆的研究に基づいています。初期段階の研究の一部は、英国国立医療研究機構(NIHR)ガイズ・アンド・セントトーマス病院バイオ医学研究センターの支援と施設設備の提供を受けて実施しました。ガンマ・デルタ社の法人化では、キャンサーリサーチUK(CRUK)コマーシャルパートナーシップ(CP)の支援を受けました。ガンマ・デルタ社の技術は、武田薬品と、ライフサイエンス領域の大手投資企業であるアビングワースから多額の投資を受けています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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