ViroStopスプレーがCovid-19に対する予防効果を持つことを示す臨床試験 : 医療・医薬情報業界インデックス

ビジネスワイヤ提供プレスリリース

2021年11月17日 (水)

ViroStopスプレーがCovid-19に対する予防効果を持つことを示す臨床試験

証拠はスプレー使用者における抗ウイルス免疫反応の改善も示す

チューリッヒ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 最近実施された臨床試験で、ViroStop鼻咽頭スプレーは、Covid-19の感染を予防する効果を持ち、同時にウイルスに対する体内の抗体反応を高めることが示されました。これらの結果は、ラボ試験での結果と、先行試験（本製品がウイルスの排出を低減することで、疾患の蔓延を遅らせることを示した）の結果を裏付けるものです。

本試験に参加したボランティアは全員、Covid-19のPCR検査結果が陽性であった人物との濃厚接触者でした。189人のうち、111人がViroStopを使用し、対照群の78人は使用しませんでした。15日後、ViroStopを使用したボランティアでPCR検査が陽性であった者は1人もいなかったのに対し、対照群では6人（約8%）が陽性でした。さらに、血液抗体検査では、Covid-19に対する免疫学的な防御を発現させた被験者の数は、ViroStop群の方が対照群より3倍多いことが確認されました。

2021年1月から5月にかけて、ブダペストのコンプレックス・メディカル・クリニックで本試験を実施したチームを率いたDr István Jankovicsは、次のように述べています。「私たちの体外（ラボ環境）試験はViroStopがウイルスの拡散を低減するだけではなく、そもそも感染を実際に防ぐことに役立ち得ることを示しましたが、今回の試験はこの結果を確認するものです。

PCR検査が陰性の被験者における免疫反応の改善は、本スプレーがボランティアにおけるウイルス量を、PCRで検出できないほどに減少させたものの、免疫系はウイルスを認識し、それに反応して特異抗体を産生したことを示しています。」

英国におけるプライマリーケアの有力な専門家であるジェームズ・キングスランド教授は、次のように述べています。「この進展には励まされますが、追加的な防御層の証拠を示すものはすべて歓迎されます。このウイルスは今や特定地域で継続発生するエンデミックとなっていますが、感染率はまだ非常に高い状態にあります。最善の防御策はワクチン接種ですが、ViroStopなどの抗ウイルススプレーは、混雑した場所でのマスク着用、ソーシャルディスタンス、手洗いに追加する有効な手段となり得ます。」

今回の後ろ向き研究は、2021年1月15日から5月31日にかけて、ハンガリーのブダペストにあるコンプレックス・メディカル・クリニックで実施され、結果は米国のJournal of Community Medicine and Public Health Reports誌に掲載されました。軽度の急性上気道感染症患者の臨床／ウイルス学的／血清学的データを追究する試験には、計189人のボランティアが参加しました。参加者は全員、COVID-19に対するPCR検査結果が陽性の軽症患者との濃厚接触者でした。被験者189人のうち、111人は濃厚接触に伴うPCR検査で陽性となった後にVirostopを使用し、78人は使用しませんでした。被験者は全員、試験開始時にSARS CoV-2に対するPCR法による検査を受け、各ボランティアの症状を15日間にわたり2日毎にチェックしました。臨床試験の終了時点で、各被験者に対し改めてSARS CoV-2のPCR検査を実施し、さらにELISA法によるSARS CoV-2特異的IgG抗体検査も実施した後、各ボランティアの症状を評価しました。

ViroStopはスイス企業のハーブ・ファーマが製造しているもので、鼻腔用スプレーと口腔用スプレーの剤形となっています。特許取得済みの活性成分と天然成分の混合物は、感染症に対するバリアとして機能し、インフルエンザや風邪の症状も緩和できます。本抗ウイルススプレーは、上気道の粘膜に保護膜を作り、ウイルスを中和して増殖を防ぎます。

詳細情報についてはViroStopのウェブサイトをご覧ください。鼻腔用および口腔用のスプレーはオンラインのStressnomore.co.ukで提供しており、fytofontana.comでも購入可能です。

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