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2022年4月11日 (月)
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米カリフォルニア州メンローパーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- LevitasBio, Inc.は本日、より高いスループットと標的生細胞の同時選択を特徴とする当社の次世代細胞分離・濃縮ソリューションLeviCell EOSシステムを発表しました。研究者らは、現場で実証済みの浮揚技術を活用することで、効率的に実験の規模を16倍に拡大し、1回のランで最大4000万個の細胞を処理できるようになりました。LeviCell EOSシステムは、組織分散と標的細胞選択のための新製品ラインであるLeviPrepおよびLeviSelectと共に、ルイジアナ州ニューオーリンズで4月8~13日に開催される2022年米国がん学会総会で発表します。



かつてない試料スループットと拡張性

LevitasBioは、まず2020年に LeviCellシステムを発売して試料調製に革命をもたらしました。本システムは、磁気浮揚により、目的の細胞を分離・濃縮するための偏りがなく穏やかで高速の手法を研究者にもたらしました。それから2年も経たずにLevitasBioは、研究者らからよく挙げられる要望として、浮揚させてアクセスできる試料量および細胞量の両方に拡張性を持たせるという課題に対処しました。新しいLeviCell EOSシステムは、試料スループットを4倍向上させ、最大4個のLeviCell EOSモジュールを相互接続して独立制御を実現し、全体の拡張性を16倍向上させます。研究者らは、これまでにない試料処理能力と洞察的知見により、発見を加速することが可能になりました。

試料処理の新時代

LeviCell EOSシステムは、自然生物学の研究を最適化すべく、偏りのない試料処理を強化するための新機能を幾つか導入しました。まず、事前設定された温度範囲から選択することで、細胞の状態を維持するのに理想的な温度での試料処理を可能にする温度制御システムを搭載しています。

さらに、高度な完全網状化イメージングシステムが、処理中にパワフルでリアルタイムの試料特性評価分析を実現します。分画、細胞数、生死評価、品質測定などの重要な詳細知見をリアルタイムで確認できるため、研究者は濃縮した試料を下流研究で最大限活用する方法について、十分な情報に基づく意思決定を行うための力を獲得します。

最後に、LeviCell EOSシステムは、モジュール式で交換可能なEOS磁気コアにより、これまでにない柔軟性を実現しています。選択可能なコアモジュールのファミリーは拡大中であり、専門用途に最適化された多様なアプリケーションを単一のプラットフォームで実現します。

LevitasBioのMartin Pieprzyk最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当社は、研究者が実験を行う方法の風景を変えています。新しいLeviCell EOSシステムは、スループットを高めながら試料処理と正確な特性評価を行うための完全統合型手法への道を開くものです。これは、研究者が試料を扱う方法に大きな変化をもたらします。」

詳細情報についてはhttp://www.levitasbio.com/eosをご覧ください。協業および事業開発については、ポール・スタインバーグ(Paul Steinberg、steinberg@levitasbio.com)までお問い合わせください。

LevitasBioについて

LevitasBioは、細胞の濃縮と分析のための強力な新手法を開拓しました。当社のLeviCellプラットフォームは、専有の浮揚技術を活用することで、細胞を正確かつ穏やかな方法で検出、定量、濃縮、検査することができます。当社の手法は偏りがなく無標識であり、最小限の時間と操作で細胞の種類と状態を検知することができ、シングルセルマルチオミクス、CRISPR、細胞株開発などの最重要アプリケーションで幅広く採用されています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Lawreen Asuncion
pr@levitasbio.com

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