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2022年5月7日 (土)
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4氏を第8回年次患者安全・科学・技術サミットにて表彰

米カリフォルニア州アーバイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 2030年までに予防可能な患者の死亡をゼロにすることに傾倒している世界的な非営利団体である患者安全運動財団(PSMF)は、第8回年次世界患者安全・科学・技術サミット(WPSSTS)にて、2021年度の「人道賞」および「ルイス・ブラックマン賞」の受賞者を発表しました。第42代アメリカ合衆国大統領であるビル・クリントン氏がジョー・キアニ人道賞を、ハビエル・ダビラ氏がボー・バイデン人道賞を、ヤンニッケ・メリン・オルソン氏がスティーブン・モロー人道賞を受賞しました。第2回年次ルイス・ブラックマン賞はイングリッド・ボニーヤ氏に授与されました。


患者安全運動財団の最高経営責任者(CEO)であるマイケル・ラムゼイ(MD)は、次のように述べています。「2030年までに予防可能な患者の死亡をゼロにするというPSMFの使命の達成は、変化を生み出すために個人が団結することにかかっています。当財団は、今年の受賞者である4人すべてが世界的な患者安全の向上に向けて示した個々の努力、リーダーシップ、コミットメントを表彰できることを誇りに思います。」

人道賞は、予防可能な患者の死亡の根絶、またはその意識向上を過去1年間に大きく前進させたリーダーを表彰するものです。今年の受賞者は、ジョー・キアニ賞、ボー・バイデン賞、スティーブン・モロー賞の3部門で表彰されました。ジョー・キアニ賞は、患者安全運動財団の創設者にちなんで名づけられた賞で、財団の使命達成に傾倒している個人を表彰するものです。ボー・バイデン賞は、デラウェア州の元司法長官で陸軍州兵の一員、そしてジョー・バイデン大統領の亡き息子でもあるボー・バイデン氏の公共サービスと他者、特に子供の安全への献身をたたえて、2018年に創設されました。スティーブン・モロー賞は毎年、病院における患者安全向上のために熱意を持った病院管理者に贈られます。本年度の受賞者は下記の通りです。

  • 第42代アメリカ合衆国大統領を務めたビル・クリントン元大統領は、長年にわたり患者安全を支援してきました。在任中は、すべてのアメリカ人が安価で良質な医療を受けられるようにするためのアクセス拡大に傾倒していました。この度は、患者安全運動財団と、2030年までに予防可能な医療事故死をゼロにするという当財団の目標に対する継続的な支援に対し、第1回のジョー・キアニ賞を授与されました。
  • メキシコのPSMF大使であるハビエル・ダビラ氏は、メキシコ社会保障協会の元メディカルディレクターで医学教育・研究・公共健康政策責任者を務め、公共サービスと他者のための患者安全向上に対する熱意が認められて、ボー・バイデン賞を授与されました。氏はPSMFに参加して以来、メキシコにおける安全文化の普及に傾注し、多くの一流公立・私立病院との提携構築を支援したり、数多くの組織と関係を構築したりして、当財団の使命遂行にさらなる貢献をしてきました。
  • ヤンニッケ・メリン・オルソン氏(MD、DPH)は、長年にわたって患者安全を唱道してきました。氏の患者安全に対する情熱は、ノルウェーのトロンハイム大学病院での研修期間中に始まり、同病院で多くの患者安全イニシアチブに携わりました。氏はこの度、欧州全域の関係者の間で、さらにはノルウェーのオスロにあるバールム病院での現在の臨床職においてに、この使命を広める努力を継続していることに対し、スティーブン・モロー賞を授与されました。

ルイス・ブラックマン・リーダーシップ賞は、医療分野でのキャリアを追求している現役学生または研修医で、予防可能な医療被害を根絶するというPSMFの理念に貢献する患者安全のリーダーとして模範的な能力を実証した人物を表彰するため、2020年に創設されました。本賞は、安全文化が貧弱で、研修が不十分な医療環境で、予防可能な医療被害の結果として、2000年11月6日に15歳で亡くなったルイス・ブラックマン君をたたえて創設されました。生前の彼は極めて優秀な学生でしたが、母親のヘレン・ハスケル氏は特に教育を通じて患者安全の向上を目指す活動家になりました。

  • イングリッド・ボニーヤ氏は、サウスカロライナ医科大学の医学生4年で、患者安全向上に対する約束・実践と熱意を早くから示しました。メディカルスクール在学中、サウスカロライナ州の著名な患者安全擁護者と協力して、中心ライン感染を防ぐための新しい基準を作成し、COVID-19に関するデータを収集して、小児における発症の仕方と治療方法を明らかにし、また患者・家族・医療提供者の間のコミュニケーション改善にも傾注してきました。

患者安全運動財団は、患者安全の向上に貢献する活動を行う個人を表彰するための人道賞を2013に創設し、2019年にはルイス・ブラックマン賞を創設しました。各賞の詳細と過去の受賞者については、https://patient.sm/LewisBlackmanをご覧ください。

WPSSTSの全イベントは、2022年5月9日まで20ドルでオンデマンド視聴(http://patient.sm/summit2022)、5月9日以降は無料視聴(http://patient.sm/summitYT)いただけます。

患者安全運動財団について:2012年に設立された国際的非営利団体である患者安全運動財団(PSMF)は、予防可能な医療過誤を根絶するための意識作りを行い、行動を起こしてから10年目を迎えます。一部では予防可能な医療過誤の影響を受ける患者は12人に1人と推測されていますが、米国を含むほとんどの国ではこの数字を追跡する中央データベースがないため、この数字はさらに高くなる可能性があります。過去10年間、患者の安全を向上させるために大きな前進がありましたが、COVID-19の世界的流行病がシステムに圧力を与え、回復力がないことが証明され、一歩後退しています。PSMFは、2030年までに世界中で予防可能な患者の被害と死亡を根絶するという構想を持っており、この極めて重要な問題に対する意識の向上から取り組んでいます。PSMFは、この大義を支える患者、患者擁護団体、医療従事者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を結束させています。当財団の証拠に基づくベストプラクティスソリューション「実施可能な患者安全ソリューション」や、業界の「オープンデータ誓約」、そして世界患者安全・科学・技術サミットまでを駆使して、PSMFはゼロを達成するまで奮闘し続けます。詳細についてはpatientsafetymovement.orgをご覧いただき、リンクトインツイッターインスタグラムフェイスブックでPSMFをフォローしてください。

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