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2022年6月16日 (木)
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ジュネーブ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- いずれもJSRライフサイエンス傘下のKBIバイオファーマSA(KBI)とセレクシスは本日、スイスのジュネーブで完全統合型の哺乳類細胞受託開発製造サービス施設を拡張して開設したと発表しました。この施設は現在、稼働中です。


KBIとセレクシスの約9万4000平方フィートの統合的な最先端施設は、クラス最高の細胞株開発(CLD)と専門的な哺乳類細胞製造を1カ所に統合することで、両社が既に市場で築いている足場を強化とするものです。KBIとセレクシスは、バイオ製造を行うお客さまのために、両社の専門知識と効率的なエンドツーエンドのサービスを活用します。

今回の拡張により、多様な分子フォーマットポートフォリオの品質と効率の向上、時間短縮を通じて、業界をリードする顧客プログラムの提供が可能になります。同グループ傘下のKBIとセレクシスは、セレクシスの専門的で高力価の哺乳類細胞株開発技術・サービスと、KBIの臨床・商業要件に適合したcGMPバルク医薬品製造サービスにより、cGMP医薬品製造において細胞株トランスフェクションを実現します。

KBIバイオファーマとセレクシスのマーク・W・ウォーマック最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「今回のジュネーブでの拡張により、世界のお客さまには、哺乳類細胞を利用した治療を支えるための機能を簡素化していただけます。クラス最高の細胞株開発、プロセス開発、製造を単一のタッチポイントで行うため、当社のプロセスや製品に関する専門力のより便利なアクセスを体験できます。」

「今回の施設拡張は、この分野での当社の実績と共に、欧州のバイオ医薬品コミュニティーと世界中のお客さまにシームレスな経験を提供すると約束した当社の取り組みを強化するものです。」

完全統合的のセレクシスとKBIの開発プラットフォームは、高い生産性と安定した製品品質で60件以上の臨床開発プログラムをサポートしてきました。両社は、顧客体験を最適化するためにシームレスな手法を開発しました。

ジュネーブにあるKBIバイオファーマの業務担当シニアバイスプレジデント兼施設担当責任者を務めるウルリッヒ・バレーは、次のように述べています。「私たちは常に、科学主導かつお客さま中心の企業です。今回のジュネーブでの拡張は、お客さまが複雑なバイオ製造プロセスを迅速なスケジュールで最適化できるよう支援するものです。」

KBIバイオファーマの施設では今後、開発、業務、品質保証の分野で200人以上の技術職が創出されます。この施設には、一連の分析試験ラボと、1バッチ当たり8~10キログラムを生産できる下流工程を備えた2000リットルのシングルユースcGMP製造トレイン2基が設置されています。

拡張したジュネーブの施設は現在稼働中で、KBIとセレクシスは2022年7月からテープカット式と施設見学会を実施します。

KBIバイオファーマについて

KBIバイオファーマSAは、KBI Biopharma, Inc.の完全所有子会社で、JSRライフサイエンス傘下にあります。KBIバイオファーマは、世界一流の医薬品開発製造受託機関(CDMO)として、完全統合型の迅速な医薬品開発・バイオ医薬品製造のサービスと専門知識を生命科学企業に提供しています。それぞれが500社以上の顧客パートナーを有するKBIは、密接に協力しながら、医薬品開発プログラムの個別化と加速化を行っています。世界クラスの分析能力と広範な科学的・技術的専門知識を基盤とするKBIは、哺乳類、微生物、細胞治療の各プログラム向けに充実したプロセス開発および臨床・商業cGMP製造のサービスを提供しています。高品質製造が評価されているKBIは、お客さまが医薬品候補を臨床やその先に進められるよう支援しています。KBIは、欧州と米国の複数の拠点で世界のお客さまにサービスを提供しています。www.kbibiopharma.com

セレクシスについて

JSRライフサイエンス傘下のセレクシスは、細胞株開発の世界的リーダー企業として、クラス最高のモジュール式技術と高度に専門化されたソリューションにより、生命科学業界が革新的な医薬品やワクチンを迅速に発見、開発、商業化できるようにしています。当社の世界的パートナーは、セレクシスの技術を利用して、前臨床・臨床開発で158種以上の医薬品候補を前進させ、10種の市販製品を製造しています。包括的な医薬品開発プロセスの一環として、当社の技術は開発期間の短縮と製造リスクの低減を実現しています。詳細情報は、www.selexis.comで入手いただけます。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

KBI Biopharma Company Inquiries
Aruna Mor
KBI Biopharma, Inc.
amor@kbibiopharma.com

KBI Biopharma, Inc. Media Contact
Blair Ciecko
CG Life
bciecko@cglife.com

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