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2024年7月26日 (金)
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– ドレンの標的細胞枯渇プラットフォームとノバルティスの研究・開発・商業的専門技術を融合させ、がんの革新的治療法を前進させる共同研究 –

– ドレン・バイオは契約一時金として総額1億5,000万ドルを受領し、マイルストーン払いと段階的ロイヤルティーの受け取りが可能 –

カリフォルニア州フォスターシティー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --がんや自己免疫疾患などの重篤疾患の抗体治療薬を開発する非上場・臨床段階のバイオ医薬品企業であるドレン・バイオ・インク(以下「ドレン・バイオ」または「当社」)は、ノバルティスAG(NYSE: NVS)の子会社であるノバルティスファーマAGと戦略的提携契約を結んだと発表しました。この提携は、ドレン・バイオ独自の「標的脊髄エンゲイジャーおよび食作用プラットフォーム(Targeted Myeloid Engager and Phagocytosis Platform)」を用いた、がんに対する治療的二重特異性抗体の発見と開発に重点を置くものです。



「ドレン・バイオとの契約は、ノバルティスが長年培ってきた免疫・腫瘍科学の専門技術を基盤として、がんに対する新規二重特異性抗体療法を発見する有望な機会となります」と、ノバルティスのバイオメディカル・リサーチ部門のオンコロジー・グローバルヘッドであるシバ・マレック博士は述べています。「標的療法、生物学的製剤、放射性リガンド療法、CAR-Tを含む幅広い治療法における戦略的取り組みを補完し、がん患者の皆様への新たな治療選択肢の提供に向けて提携できることに大きな喜びを感じています」

「がん領域における世界的リーダーであるノバルティスと新たな提携関係を構築できることを大変うれしく思います」と、ドレン・バイオの最高経営責任者であるネナド・トマセビッチ博士は述べています。「ノバルティスの抗腫瘍薬開発における実績ある能力とドレン・バイオの新規プラットフォームを組み合わせることで、患者さんにとって重要な新しい治療法が開発できるものと期待しています」

また、ドレン・バイオの最高執行責任者兼最高事業責任者であるアミット・メータ博士は次のように付け加えています。「ドレン・バイオの標的骨髄エンゲイジャーおよび食作用プラットフォームは、様々な病原体を枯渇させるように設計されており、豊富で多様なパイプラインにつながっています。今回の提携によりノバルティスの目覚ましい新薬開発実績から恩恵を受けることになり、当社はプラットフォームのリーチをいっそう拡大できるものと考えています」

本契約の条件に基づき、ドレン・バイオはノバルティスから、当社に対する2,500万ドルの出資を含め総額1億5,000万ドルの契約一時金を受け取ります。また、ドレン・バイオは、前臨床、臨床、規制、商業上の一定のマイルストーンを達成した場合、最大28億5,000万ドルの追加現金を受け取ることができ、さらに、本提携により市販品の将来の純売上高に対する段階的ロイヤルティーを受け取ることができます。ドレン・バイオとノバルティスは、臨床候補の選定を通じて、がん領域における特定の標的骨髄エンゲイジャー・プログラムを前進させるために提携し、その際、ノバルティスが残り全ての開発、製造、規制、商業化活動の全責任を負うことになります。

本契約は、規制当局の認可を含む慣例的な完了条件に従っています。

ドレン・バイオについて

ドレン・バイオは非上場の臨床段階にあるバイオ医薬品企業で、がんや自己免疫疾患などの重篤な疾患の治療薬として、ファースト・イン・クラスの新規抗体治療法の発見と開発に先駆的に取り組んでいます。当社の主力製品候補のDR-01は、様々ながんや自己免疫疾患で病因的役割を果たすことが知られている自己反応性CD8 T細胞などの最終分化した細胞傷害性細胞を、選択的に枯渇させることができるファースト・イン・クラスの抗体治療法です。DR-01は現在、細胞傷害性リンパ腫患者を対象とした第Ⅱ相試験で評価が行われているところで、様々な自己免疫疾患への適応拡大が進められています。DR-01に加え、ドレン・バイオの標的脊髄エンゲイジャーおよび食作用プラットフォームは、骨髄細胞に選択的に発現する新規の食作用受容体に作用することで、病原性細胞、タンパク質凝集体などの病原体の強力な枯渇を誘導する二重特異性抗体ベースの技術です。このプラットフォームから生成される二重特異性抗体は、標的抗原の存在下でのみ骨髄細胞の活性化を制御できるよう特異的に設計されており、T細胞エンゲイジャーや抗体薬物複合体(ADC)などの他の治療法と比較して、高い治療指数と優れた安全性プロファイルをもたらす可能性があります。当社のリード・プラットフォーム・プログラムであるDR-0201は、組織常在骨髄細胞と移行性骨髄細胞の両方に作用し、標的食作用を通じてB細胞の強力な枯渇を誘導することができます。DR-0201は、複数の非ヒト霊長類試験で良好な前臨床安全性プロファイルを示し、サイトカイン放出症候群や神経毒性は観察されておらず、現在、B-NHL患者を対象とした第Ⅰ相試験で評価を行っているところです。ドレン・バイオの2つの異なる臨床プログラムを総合することで、DR-0201を使用して病原性B細胞の強力な枯渇を誘導し、DR-01を使用して自己反応性T細胞を選択的に枯渇させることにより、複数の自己免疫疾患において免疫リセットを達成する可能性があるユニークな機会が得られます。当社の前臨床パイプラインには、腫瘍学、免疫学、神経学に焦点を当てたプラットフォームから生み出された複数の二重特異性抗体が含まれています。ドレン・バイオおよび当社の現在の開発パイプラインの詳細については、当社ウェブサイトwww.drenbio.comでご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Company Contact:
Jeff Macfarland
EVP, Finance
ir@drenbio.com

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