2013年1月31日 (木)
市町村が保険者の国民健康保険（市町村国保）について、2011年度に各市町村の一般会計から赤字補てんのために繰り入れした額が3508億円だったことが、31日発表の厚生労働省の速報で明らかになった。補てんを除いた場合の収支は3022億円の赤字。保険者別にみると、補てん後も赤字となる市町村国保は800あり、全体の46.6％を占めた。繰り入れ総額や赤字保険者割合は、10年度より改善したものの、後期高齢者医療制度が導入された後も、市町村国保の厳しい財政運営が続いている。
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