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　厚生労働省は1日、40－74歳の被保険者らを対象に、医療保険の保険者に実施を義務付けている、いわゆる「メタボ健診」（特定健康診査）の昨年度の実施状況（速報値）を公表した。健診の実施率は45.0％（前年度比1.8ポイント増）で、制度が始まった2008年度以降、3年連続の上昇となったが、今年度までに70％を掲げる国の目標からは程遠い結果となった。一方、受診者のうち、腹囲や血中脂質などの数値が高い「メタボリックシンドローム」の該当者や予備群とされた人の割合は、26.6％（同0.2ポイント増）でほぼ横ばいだった。

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