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　政府の「経済財政諮問会議」（議長＝安倍晋三首相）が16日に開いた会合で、伊藤元重・東大大学院教授ら4人の民間議員が資料を提出し、社会保障の規模を「中福祉・中負担」としたり、保険者が患者のニーズに合わせて医療の供給体制を適正化できる環境を整備したりする改革案を提示。安倍首相は、民間議員からの案と、社会保障制度改革国民会議の議論とを踏まえて、「受益と負担の均衡のとれた持続可能な社会保障制度の構築に必要な検討を進めてほしい」と指示した。甘利明・経済再生担当相は、田村憲久厚生労働相と連携して、6月にも策定する「骨太の方針」に反映させる方針を示した。

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