2009年12月3日 (木)
厚生労働省が今年度の補正予算で実施した「女性特有のがん検診推進事業」で、全国1797市区町村のうち27市町村では9月1日現在、事業を未実施で無料クーポン券の配布も予定していないことが分かった。12月2日に開かれたがん対策推進協議会で、厚労省が検診受診率向上に向けた取り組みを報告する中で明らかにした。未実施の主な理由は、「既に無料検診を実施」「本事業は補正予算で計上された単年度事業ということで、一部の住民しか対象とならないことは不公平感が強く生まれるため」などだった。
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