2010年6月21日 (月)
中央社会保険医療協議会(中医協)の診療側委員を務める嘉山孝正・国立がん研究センター理事長は6月20日、埼玉県保険医協会の定期総会後に講演し、「社会保障費の削減から転換したことは大きな変化」と述べた上で、4月に実施された診療報酬プラス改定に一定の評価を示した。ただ、「医師の労力が報われるような制度がない」とも述べ、医師の人件費を評価するドクターフィーの導入について、2年後の診療報酬改定に向けて引き続き議論すべきだとの認識を示した。
記事一覧 医療・介護情報CBニュース