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2015年7月27日 (月)
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東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝は、現在販売中のARMコアマイコン「TXファミリー」を発展させ、IoT/M2Mを取り巻く低消費電力需要に対応し、低消費電力と高速動作を実現する新ファミリー「TXZ™ファミリー」を開発中で、2016年第2四半期から順次サンプル出荷を開始する予定です。
また、アナログ回路と親和性の高い不揮発性メモリを搭載したマイコンも開発しており、2015年第4四半期より順次サンプル出荷を開始します。


当社は、2009年のARM Cortex-M3コアを採用したマイコン「TX03シリーズ」の発売開始以来、ARM Cortex-Mコアをベースに製品群を開発しています。2011年にはARM Cortex-M0コアを採用したマイコン「TX00シリーズ」、ARM Cortex-M4Fコアを採用したマイコン「TX04シリーズ」をラインアップに加えました。これらの製品群は、高精度のアナログ技術を生かした周辺回路を組み合わせることによって、モータ・精密機器・電力量計・ヘルスケア・OA機器など、幅広い用途に採用されています。
「TXZファミリー」は、当社IoTソリューションApP LiteTMファミリーの「TZシリーズ」の特長である超低消費電力技術を、「TXファミリー」と融合させることによって、高精度のアナログ技術を生かしながら、システムの低電力化が必要となる市場のニーズに対応します。本シリーズでは、新開発の超低消費電力65nmフラッシュ混載ロジックプロセスを採用しており、本プロセスを用いたマイコン製品は、当社従来比で約60%減の低消費電力動作が実現可能です。
「TXZファミリー」の第一弾として、ARM Cortex-M3コア搭載した「TXZ3シリーズ」を開発しており、128KB以下の低容量サイズのフラッシュメモリと、100pin以下の少ピンパッケージを採用し、標準的な周辺回路を搭載した「TMPM3H」グループを30製品展開します。本グループでは、動作中の消費電流を、100μA/MHz以下に抑えるように設計を進めており、2016年第2四半期から順次サンプル出荷を開始する計画です。
さらに、第二弾ではCortex-M4Fコア搭載の高速化製品、第三弾ではCortex-M4Fコア搭載の超低消費電力製品を展開していきます。

不揮発性メモリを搭載したマイコンでは、130nmのロジックプロセスでシングルポリMTP(Multi-Time Programmable)セルを採用しました。本製品は、アナログ回路と高い親和性が必要な電源制御や、モータ制御製品等向けに適用していく計画です。

不揮発性メモリ搭載マイコンの第一弾として、モータ制御向けの製品の開発しており、2015年第4四半期から順次サンプル出荷を開始します。

今後、当社はマイコン製品のラインアップを拡大し、2017年までに180製品の新シリーズ、2018年までにはさらにグループ展開を進め、累計300製品まで製品を拡充していきます。

*ARMおよびCortexは、ARM Limited(またはその子会社)のEUまたはその他の国における登録商標です。
*TXZは、株式会社東芝の商標です。
*ApP Liteは、株式会社東芝の商標です。

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
ミックスドシグナルIC営業推進部 Tel: 044-548-2241
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/contact.html

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株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社
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