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2015年10月16日 (金)
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ブラジルの患者安全財団シンポジウムは「患者安全・科学・技術サミット」を模範に開催

サンパウロ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- サンパウロ州麻酔協会(SAESP)は本日、患者安全運動財団創設者のジョー・キアニが、2015年11月5日と6日にブラジル・サンパウロのマクスードプラザホテルで開催されるサンパウロ患者安全財団(Fundação para a Segurança do Paciente)の初回年次シンポジウムで基調講演を行うと発表しました。



サンパウロ州麻酔協会会長のDr. Enis Donizetti Silvaは、次のように述べています。「私たちは病院における安全に関する文化の導入と関連した問題について、生産性が高く開かれた形で討論できる社会に向け、新しく重要な一歩を踏み出しています。患者安全運動財団が非常に短い期間で成し遂げた成果に私たちは大いに感銘を受けました。私たちに必要なのは、コミットメントに基づくアプローチと、すべての関係者の間で透明性と協働を促進するシステムです。私たちの目標は医療過誤の結果として経験する悲劇の数を大幅に減らすことです。初年度だけでも何千という命を救うのに役立つ重要な機会が存在します。」

予防可能な患者の死亡と医療過誤はブラジルで増加しています。手術死亡率は大半の病院で2.2%です。合併症発生率は36%から48%です。世界保健機関によれば、この率は世界の他の地域における平均の0.4%から0.6%より高くなっています。

患者安全運動財団創設者のジョー・キアニは、次のように述べています。「私たちは予防可能な病院死をなくすためのノウハウと技術を持っていますが、医療過誤ゼロの目標を達成できないという懸念を取り除き、行動を起こす必要があります。ブラジルの患者の安全を向上させるためにSAESPを取りまとめている皆さんが見せた情熱と愛情に私たちは大きな感銘を受けました。1人の命でも失われれば不必要な死です。失敗の恐怖を乗り越えて行動を起こせば、すべての悲劇を防げないにしても、何千という命を救うことができます。」

ブラジルの患者安全財団は2014年の第11回SP麻酔学大会(COPA)で、医療における有害事象への理解を深め、それらに対応するための証明済みのソリューションを特定する目的で、サンパウロ州麻酔協会が創設しました。COPA大会で議論された内容は、「患者のリスクと不安感:この議論を前進させるための社会に向けての見解」(Patient Risk and Insecurity: Reflections for the Society to Advance in this Debate)という書籍でも公表されました。ブラジルの患者安全財団は、公的および民間の医療組織と連携して活動すべく創設されました。協働と、処罰ではなく問題解決に重点が置かれます。さらにSAESPはブラジル初の携帯電話用の患者安全アプリケーションも開発し、医師が匿名のまま病院での術前・術中・術後の有害事象を登録できるようにしました。

サンパウロ州麻酔協会(SAESP)について:

サンパウロ州麻酔協会(Sociedade de Anestesiologia do Estado de São Paulo、SAESP)は、麻酔医療と患者安全における卓越性の促進を追求する非営利の市民社会組織で、その手段は教育、研究、専門的能力の開発と労働条件の改善、市民社会側における参加と理解の促進です。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

For The Society of Anesthesiology of the State of São Paulo
Nara Bueno
Nara.bueno@wnp.com.br
or
Itacir Figueiredo
Itacir.figueiredo@wnp.com.br
(55 11) 5095-2660
or
For The Patient Safety Movement Foundation
Irene Paigah
858-859-7001
irene@paigah.com

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