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2016年6月16日 (木)
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定常/動的状態のシミュレーションや最適化のための真に方程式指向のフローシート作成環境を初めて実現


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 高度プロセスモデリング企業のプロセス・システムズ・エンタープライズ(PSE)は本日、定常/動的状態のシミュレーションや最適化のための真に方程式指向のフローシート作成環境として初となるgPROMS ProcessBuilder® v1.1をリリースしたと発表しました。

ProcessBuilder®は、石油・ガス/精製/化学/石油化学/製薬プロセスの定常状態や動的状態をモデリングするための統合環境です。この統合環境は、プロセスライフサイクル全体の完全モデリングが可能なシングルツールを導入しようとするプロセス産業組織の間で、採用が増えています。

v1.1の主な新機能として、蒸留塔などの重要ユニットの運用にかかわるフローシートについて、完全に動的なシミュレーションと最適化ができます。新しいユニット運用モデルには、分散型マルチストリーム熱交換器、機能強化型のシェル&チューブ式熱交換器と二重管式熱交換器、定常/動的状態パイプライン、圧力逃し/圧力安全弁のモデルが含まれています。一連の「始点」テンプレートや例により、カスタムユニット運用モデルの追加を簡素化できるため、ユーザーは各社のライブラリーを介してナレッジをキャプチャーしたり展開したりすることができます。また、ロバスト性、使いやすさ、速度も数多くの点で改善されています。

ProcessBuilderは、初期の概念設計のシミュレーションからオンラインのモニタリングやリアルタイムの最適化のためのプラントモデル構築に至るまで、広範囲のアプリケーションに使用されています。重要な利点として、高忠実度モデルを使用することにより、連続型決定と離散型決定の混在を含む大規模な最適化を行うことができます。PSEが最近ロンドンで開催した高度プロセスモデリングフォーラムでは、産業用最適化アプリケーションに関する多数の発表が行われ、多地点・広域の天然ガス処理、精製用原油の輸送、サイトワイドユーティリティーシステムなどの多様な分野で、何十億ユーロもの収益改善が明らかにされています。

ProcessBuilder v1.1は、その基盤となるgPROMS®プラットフォームの新機能の多くを活用しています。これらの新機能には、ロバスト性を改善するとともに動的フローシートシミュレーションのパフォーマンスを大幅に向上させる新しい数値ソルバーやシンボリックモデルリダクション手法、階層構造フローシートにおいて大規模フローシートの構造化を改善するためのモデル初期化手順、圧力駆動フローシートの初期化を支える新機能が含まれます。

PSEのマネジングディレクターを務め、gPROMSプラットフォームのアーキテクトでもあるCostas Pantelidesは、次のように語っています。「ProcessBuilderは21世紀のプロセスフローシート作成ツールです。当社は最先端の方程式指向技術の力を生かすことにより、競争が激しく急激に変化している市場の中で、各社が『既に最適化された』プロセスから新たな価値を生み出せるよう、また競争優位性を獲得できるようにしています。」

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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Process Systems Enterprise
Kate Burness
+44-20-8563-0888
k.burness@psenterprise.com
Editors: www.psenterprise.com/news/pr160614.html

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