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2016年10月7日 (金)
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米カリフォルニア州メンロパーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 単一細胞を使用した精密医療技術の企業IncellDx, Inc.は本日、国際的な査読医学誌Cancer Immunology, Immunotherapyが、「非酵素的組織分散とフローサイトメトリーを使用した非小細胞肺がん(NSCLC)での腫瘍細胞および免疫細胞におけるPD-L1/PD-1発現の定量」(Quantification of PD-L1 and PD-1 expression on tumor and immune cells in non-small cell lung cancer (NSCLC) using non-enzymatic tissue dissociation and flow cytometry)と題された原稿を掲載したと発表しました。当社を設立した最高経営責任者(CEO)のDr.ブルース・パターソン(MD)の説明によれば、単一細胞を使用したこの新規手法は、非小細胞肺がん(NSCLC)腫瘍試料で腫瘍細胞および免疫細胞におけるPD-L1/PD-1発現を定量化するものです。この手法は穿刺吸引(FNA)と腫瘍生検の両方で検証されました。試料はIncellDxのIncellPREP™キットを使用して非酵素的に単細胞懸濁液にホモジネートし、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)ブロックを作成する前に、単細胞試料が得られます。

Dr. パターソンは次のように説明しています。「NSCLCの腫瘍細胞および免疫細胞におけるPD-L1発現のこの客観的定量は、初期診断に幾つかの腫瘍サンプリング法があり得る主要適応症にうまく適合したワークフロー内で、新しい抗PD-1免疫療法に対する患者反応の予測を向上できると、当社は考えています。また、アッセイと試料調製は自動化されているため、同日中に仕上げることが可能です。」

PD-L1/PD-1アッセイは、IncellDxが提供する単一細胞マルチパラメーター分子製品の新しいファミリーで最初のリリースとなる製品です。OncoTect® iOと呼ばれる本製品ファミリーは、多種類の組織での腫瘍免疫療法向けとなります。現在、論文はオンライン(http://link.springer.com/article/10.1007/s00262-016-1889-3)でご覧いただけます。

IncellDx Inc.について

IncellDx, Inc.は単一細胞診断技術の企業として、細胞分類と単一細胞のタンパク質・遺伝子バイオマーカーの分析を同時にできる革新的な技術プラットフォームを基盤に、診断・予後に変革をもたらす臨床患者情報を提供することで、精密医療を前進させることに真剣な努力を傾けています。当社はウイルス関連製品に加え、がん治療の前進にとって切迫した未充足の臨床ニーズを満たすための製品を開発しています。

詳細情報についてはwww.incelldx.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

IncellDx, Inc.
Chris Meda, +1-650-777-7630

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