ボストン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 複数のスポンサーが関与する試験を含め、大手製薬企業13社の臨床試験データへ研究者がアクセスできるようにする業界横断的なイニシアチブのClinicalStudyDataRequest.com (CSDR)は、データが利用可能な試験の数を3200件へと大きく増やしました。
CSDRは医療／科学研究者に対し、比類なく豊富な臨床試験データを提供します。これらのデータにより、提携を促進し、科学知識を前進させることができ、患者転帰を潜在的に改善することができます。研究者は本ポータルを利用し、3200件以上の臨床試験リストからの匿名化された患者レベルデータを、ウェルカム・トラストが管理する独立の審査プロセスを通じて請求できます。
データが利用可能な試験は、主要な疾患領域のすべてに及びます。例えば、糖尿病の試験は300件以上がリスト化されています。イニシアチブが発足して以来、研究者からの試験データの請求が250件以上ありました。試験の本サイトへの登録に関心があるスポンサーは、こちらに記載されたCSDRまで連絡ください。
ClinicalStudyDataRequest.com運営委員会のスコット・マーティン会長は、次のように述べています。「ClinicalStudyDataRequest.comと参加企業は、登録試験数3200件以上および請求数250件以上という重要な節目となる成果を達成できて光栄です。本コンソーシアムは引き続き目標を引き上げ、スポンサーも協力して登録試験数を増やすための新たな方法や、請求とデータアクセスの仕組みを容易にするための策を一貫して追求していきます。」
ClinicalStudyDataRequest.comについて
ClinicalStudyDataRequest.comは世界的臨床試験データの透明化における業界リーダーです。当組織のマルチスポンサー・リクエスト・システムは、研究者が公開ウェブサイトを通じ、世界的臨床試験データへのアクセスを請求するためのセキュアな方法を提供します。独立の審査委員会と、ウェルカム・トラストが統括するプロセスにより、外部の研究者からのデータ請求を審査します。臨床試験データへのアクセスは、さらなる研究を実施するための機会を提供することで、医療科学を前進させ、患者ケアを改善することに役立ちます。これにより、研究参加者が提供するデータは確実に、知識と理解の創出に最大の効果をもたらす形で利用されます。
ideaPointについて
ClinicalStudyDataRequest.comは、ideaPointが創出した独自のプラットフォームを基盤としています。同プラットフォームは顧客に対し、新しい製品、新しいサービス、新しいビジネスモデルを通じて成長をもたらすイノベーションや提携の機会を、何度も見分けて捉えるのに役立つソフトウエアソリューションを専門的に提供しています。ideaPointは2008年の設立以来、科学を基盤とする業界の世界的企業がイノベーションと戦略的成長のプログラムを変革・強化するためのソフトウエアを提供してきました。詳細情報についてはhttp://idea-point.comをご覧ください。
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