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2017年2月14日 (火)
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第5回世界政府サミットで未来のグローバル化について討議

アラブ首長国連邦ドバイ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ムハンマド・ビン・ラシード・アール・マクトゥームUAE副大統領兼首相兼ドバイ首長が139カ国から4000名の指導者や専門家を迎え、本日、第5回世界政府サミットが開幕しました。



サミットの開幕日には世界経済フォーラムの創設者兼会長のクラウス・シュワブ教授による開会のあいさつが行われ、「前に進むためには人間を中心に置いたまったく新しいシステムが必要であり、社会的な進歩が鍵になる」として、世界的な「情緒不安」について各国政府に警告しました。

この精神に基づき、米国の経済学者のジェフリー・サックス教授を含む専門家が参加したパネルでは、政府の成果とは国民の幸福と福祉を推進する力により決まるものであり、経済的な実績を過度に重視した旧来の枠組みからの転換が求められるということで意見が一致しました。

また、開幕日には「2017年世界最優秀大臣賞」がセネガルのアワ・マリー・コル・セック保険・予防大臣に授与されました。革新、リーダーシップ、インパクト、評判の4つの評価尺度に基づき候補者を評価するこの賞では、セネガルにおけるエボラ出血熱の根絶、乳幼児死亡率の引き下げ、マラリアの予防に対するコル・セル保険・予防大臣の貢献が称えられました。

さらに、日本の安倍晋三首相から、多様性が果たす極めて重要な役割を強調したメッセージが寄せられました。安倍首相は、次のように述べています。「世界の文化的な多様性が高まるにつれて、こうしたさまざまな伝統がどうすれば将来も共存できるかを理解することが重要です。各国政府が多様性を柱に革新に基づく経済成長を実現していくことが重要です。」

本会議では、ムハンマド副大統領兼首相殿下との双方向の討論が行われ、殿下は将来に関する楽観的な見通しを明らかにしました。殿下は、中東地域が抱える問題と強みのほか、米国の新大統領、さらに陰謀説についても言及しました。

米国およびトランプ大統領との関係に関する質問に対して、殿下は以下の通り答えています。「UAEと米国との関係は個人的なものではなく、国家間および政府間の関係であり、UAEは自国の利益を優先した外交政策を維持します。」

*配信元: ME NewsWire

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