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2017年3月23日 (木)
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  • 夜間頻尿は排尿のため一晩に1回以上起きる必要がある状態を指すが、30歳超の成人の3分の1、65歳超の成人の3分の2で睡眠の障害となっている1
  • 夜間の睡眠が妨げられていると訴える人の最大80%が、夜間に目覚める主要な原因は夜間頻尿であると報告している2
  • 夜間頻尿は深刻な病気の1つの症状である場合がある3
  • 質の悪い睡眠はがんや糖尿病、心疾患のリスク増大をもたらしたり、生産性や人間関係、職業人生に影響を与えたりする場合がある4,5,6,7

スイス・サンプレ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 「世界睡眠デー」に当たり、睡眠の専門家らは人々に対し、健康で充実した睡眠の価値を理解するよう喚起しています。特に夜間に1回以上トイレに行く必要がある場合は夜間頻尿と見なされますが、30歳超の成人の3人に1人、65歳超の成人の3分の2がこの症状を患っています1


「夜間頻尿リソースセンター」の編集者でマーストリヒト大学泌尿器科教授のPhilip Van Kerrebroeck氏は、次のように述べています。「人々は夜間に排尿のため起きるのは、単に加齢の1つの結果だと考えていますが、その必然性はありません。質の悪い睡眠は健康に深刻な被害をもたらす可能性があるため、一晩に何回も起きる人は医師を訪ね、原因を調べる必要があります。幸いなことに夜間頻尿は治療可能であるため、人知れず我慢する必要はありません。」

夜トイレに行くことが原因で中断された睡眠は、精神と身体の健康に甚大な影響を与える場合があります。生産性、人間関係、職業人生での成功が影響を受ける可能性があります4。睡眠不足はあらゆる形態の精神機能に影響を与え、集中したり、物事を思い出したり、新しい技能を習得したり、新しいことを覚えたりすることが一層困難になる場合があります4。質の悪い睡眠は糖尿病、免疫系の機能低下、心疾患、さらに何種類かのがんのリスク上昇にも結び付きます5,6,7。また睡眠不足はうつ病、不安、精神病など多くの精神状態とも関連しています8,9

夜間頻尿は排尿のため夜中に起きる必要に迫られる症状ですが、尿の過剰生産が原因となっている場合があります3。また就寝前の過剰な水分の摂取、医薬品、アルコール、カフェイン、利尿効果のある医薬品などの外部要因による場合もあり、稀なケースでは糖尿病、高血圧、心血管疾患など、より深刻な病気の1つの症状である場合もあります3

フェリング・ファーマシューティカルズについて:

スイスに本社を置くフェリング・ファーマシューティカルズは、研究主導型のスペシャルティバイオ医薬品企業グループとして、世界市場で活動しています。当社はリプロダクティブヘルス・泌尿器科・消化器科・内分泌科・整形外科の分野で革新的な製品の発見・開発・販売を手掛けています。フェリングは60カ国近くに事業子会社を有しており、110カ国で製品を販売しています。フェリングとその製品に関する詳細情報についてはwww.ferring.comをご覧ください。

世界睡眠デーについて

世界睡眠デーは睡眠の意義を認め、睡眠と関連した重要な課題についての行動を喚起するための年次イベントです。(世界睡眠医学協会と世界睡眠連合が資金提供する)世界睡眠学会の世界睡眠デー委員会が主催し、2017年3月17日(金曜)に開催されます10

フェリングは誇りをもって世界睡眠デーを支援しています。

References

1 Bosch JL, Weiss JP. The prevalence and causes of nocturia. J Urol 2010 Aug; 184(2): 440-6. doi:10.1016/j.juro.2010.04.011.

2 Benefield LE. Facilitating Aging in Place: Safe, Sound, and Secure, An Issue of Nursing Clinics. 2014.

3 National Association for Continence website, Nocturia page. [Last Accessed January 2017] Available from: http://www.nafc.org/nocturia/

4 Orzel-Gryglewska, J. Consequences of Sleep Deprivation. International Journal of Occupational Medicine and Environmental Health 2010; 23(1): 95-114. doi:10.2478/v10001-010-0004-9.

5 Taheri S, Lin L, Austin D et al. Short sleep duration is associated with elevated ghrelin, reduced leptin and increased body mass index. PLoS Med 2004; 1(3): e62.

6 Gottlieb DJ, Punjabi NM, Newman AB et al. Association of sleep time with diabetes mellitus and impaired glucose tolerance. Arch Intern Med 2005; 165(8): 863-7.

7 Meier-Ewert HK et al. Effect of Sleep Loss on C-Reactive Protein, an Inflammatory Marker of Cardiovascular Risk. Journal of the American College of Cardiology. 2004; 43(4). doi:10.1016/j.jacc.2003.07.050

8 Neckelmann D, Mykletun A, Dahl, AA. Chronic Insomnia as a Risk Factor for Developing Anxiety and Depression. Sleep 2007, 30(7): 873-880.

9 Petrovsky N et al. Sleep Deprivation Disrupts Prepulse Inhibition and Induces Psychosis-Like Symptoms in Healthy Humans. The Journal of Neuroscience 2014; July, 34(27)-913409140.

10 World Sleep Day website. Homepage. [Last accessed February 2017] Available at: www.worldsleepday.org

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