医療・医薬情報インデックスサイト

医療・医薬情報のインデックスサイト

2017年5月5日 (金)
 RSS

両社は6 mL AT-Closed Vialとさらに大規模な細胞融解ソリューションで協業

米カリフォルニア州サンラファエル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 凍結細胞融解の自動化における世界的リーダー企業メドシジョンと臨床段階のバイオテクノロジー企業として専有的な細胞療法製品を開発しているアサーシスは、アサーシスの臨床試験における凍結細胞融解装置ThawSTAR®(ソースター)の使用を含め、戦略的提携関係を構築しました。

提携の第一段階として、アサーシスは6 mL AT-Closed Vial®(Aseptic Technologies S.A.)に対応したメドシジョン製ThawSTAR AT6搬送/融解装置を採用しました。細胞療法製品のMultiStem®(マルチステム)を使用して非ST上昇型心筋梗塞の患者を治療する第2相臨床試験において、細胞融解プロセスのリスクを解消し、細胞の効力を最適化することが目的です。

アサーシスの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるギル・ヴァン・ボッケレンは、次のように述べています。「凍結細胞融解装置ThawSTARの使用により、当社は従来の手法に伴うばらつきと主観性を排除することができます。両社は協力して、静注投与が適切な適応症を対象に大容量バイアルの自動融解を含め、今後の臨床試験で使用する新規の細胞融解ソリューションの導入を計画しています。」

大量細胞の融解は、浸透圧の不均衡、温度勾配、容器内の変動する相状態を考慮すべきという理由から、特に課題を抱えています。メドシジョンの業界初の専有的な細胞融解技術により、これらの生物物理的課題を解決して、最終的に細胞の融解後に最適な健康状態と効力を確保できます。

メドシジョンのロルフ・O・エーアハルトCEOは、次のように述べています。「融解はコールドチェーンにおいて極めて重要ですが、しばしば見過ごされてきたステップです。ThawSTAR大容量装置は再現性のある自動融解プラットフォームであり、これによりアサーシスは同社の細胞療法製品の取り扱い全体を改善し、その治験用の細胞ベース製品の高品質と完全性をさらに確かなものとすることができます。」

6 mL AT-Closed Vialに対応した専有的なThawSTAR融解装置は最近発売したもので、各社独自の細胞療法製品に固有の新規適応型アルゴリズムを採用しています。このアルゴリズムは、細胞のサイズ、容量、凍結保存剤の選択が一定の細胞型において最適機能を保存するために必要な融解速度に影響を与えるという考え方に基づいています。さらにこのアルゴリズムは、充填容量ごとに融解をカスタマイズすることで、一貫性と再現性のあるエンドポイントを確保できます。バイアルは液体窒素保存容器(-150度以下)やドライアイス/超低温フリーザー(-80度)から直接挿入可能です。

メドシジョンの詳細情報についてはSamuel Kentにお問い合わせください。

メドシジョンについて

メドシジョンは重要な臨床製品の取り扱いプロセスのための自動化技術を開発しています。業界初の自動凍結細胞融解装置ThawSTARは、各社独自の細胞療法製品を融解して最大の細胞効力を維持するためのカスタマイズ可能アルゴリズムにより、制御不能でばらつきの大きい手作業の手法に取って代わるものです。メドシジョンの世界的な顧客には、一貫性と再現性のある結果が最優先の製薬・医療・幹細胞関連の施設やその他のGMP施設があります。詳細情報についてはwww.medcision.comwww.medcision.com/blog/をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

MedCision:
Media contact information:
Marla Kertzman, 209-852-9027
mkertzman@medcision.com
または
Business development contact:
Samuel Kent, 415-342-4814
busdev@medcision.com

配信元のページを読む…

※ (C) Business Wire, Inc.
※ 掲載情報は掲載時点での内容になります。内容についてはリンク先の情報が優先します。