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2020年2月10日 (月)
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スイス・ローザンヌ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- スイスのライフサイエンス企業としてがん研究・組織診断向けの革新的な次世代装置を開発しているLunaphore Technologies SAは、シリーズC資金調達の初回分を完了し、2300万スイスフランを確保したことを発表します。今回のラウンドは日本の戦略的投資企業であるPHCホールディングス株式会社(以下、PHCHD)が主導したもので、PHCHDは精密がん診断向けの包括的なソリューションを提供する一流企業のEprediaを所有するグローバルヘルスケア企業です。



応募超過となった本資金調達ラウンドは2020年1月15日に完了しました。Redalpine Venture Partners、OCCIDENT、Alpana Venturesを含む既存の投資企業も本資金調達ラウンドに参加しました。

LunaphoreのAta Tuna Ciftlik最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちは既存の投資企業に加えて新規の投資企業が本資金調達ラウンドでLunaphoreに信頼を寄せてくださったことに感激しています。PHCHDのようなグローバルヘルスケア企業が関心を示したことは、Lunaphoreの技術が当を得たもので付加価値を持っていることを実証しており、組織分析の分野を変革する潜在力の高さが確認されたことになります。当社は、その独自の自動化能力によって極めて高度な新世代の組織分析を実現するという当社の構想の実現に向けて、さらに近づきました。PHCグループの専門力と急拡大中のネットワーク、そして解剖病理学の分野でEprediaが持つ専門的知識はいずれも、当社がこのプロセスでの規模とスピードを確保する上で役立つものとなるでしょう。」

LunaphoreはシリーズC資金調達ラウンドで確保した資金を市場拡大と製品拡大に充てていきます。米国市場への参入、欧州事業の増強、次世代機器の開発です。

PHCグループのポートフォリオ企業であるEprediaのJames Post社長は、「私たちはPHCHDが組織染色の最もエキサイティングな企業の1つに投資したことを喜んでいます。Lunaphoreの技術は組織分析の革命を促進し、病理医やがん免疫療法の研究者にとってのワークフローを大幅に改善する潜在力を持っていると考えています。Lunaphoreと協力して、同社の高度に革新的なソリューションのさらなる開発を助け、これらを上市してがん研究とがん診断の発展強化に貢献していきたいと思います」と述べています。Post社長は本取引の一環として、Lunaphoreの取締役会に参加しました。

PHCHDの社長兼CEOであるMichael Kloss氏は、次のように述べています。「私たちは当社の診断事業へのさらなる投資を追求しており、今回の投資はPHCHDにとって極めて高い戦略的適合性を持っています。Lunaphoreの組織染色向け製品は当社が現時点でEprediaとして持つポートフォリオを補完するものであり、同社の事業には大きな成長機会があると考えています。」

EprediaはPHCホールディングス株式会社がサーモフィッシャーサイエンティフィックの解剖病理事業の買収を受けて、2019年6月に設立されました。Eprediaは顕微鏡向けのスライドガラス、各種機器、消耗品を含むポートフォリオを有しており、精密がん診断を向上させるための高品質の製品とサービスの提供に傾倒しています。

Lunaphoreについて

Lunaphore Technologies S.A.は次世代の自動組織染色装置を開発しているスイス企業です。マイクロ流体に基づく当社の技術は受賞歴があり、FFeX(Fast Fluidic Exchange、迅速流体交換)と呼ばれるものです。標準技法よりはるかに迅速にアッセイを実施できるようにすることが狙いであり、がん患者さんの試料を使った試験で良好な成績を実証しています。Lunaphoreはオミックス様の手法を組織分析にもたらすとの構想で2014年に設立され、国内外で最も革新的な企業の1つとして評価されています。Lunaphoreとその製品に関する詳細情報についてはwww.lunaphore.comをご覧ください。

PHCホールディングス株式会社について

PHCホールディングス株式会社は、2014年に設立され、傘下にPHC株式会社やEpredia、株式会社LSIメディエンス、アセンシア ダイアベティスケアホールディングス株式会社などを持つグローバルヘルスケア企業です。健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とし、糖尿病ケア、診断、ライフサイエンス、ヘルスケアサービスの分野において、医療機器と医療ソリューションの開発、製造、販売、サービス提供を行っています。2018会計年度のグループ連結売上高は1868億円で、世界125カ国以上のお客さまに製品・サービスをお使いいただいています。PHCホールディングス株式会社に関する詳細情報についてはwww.phchd.com/globalをご覧ください。

Eprediaについて

Eprediaは解剖病理分野におけるグローバルリーダーとして、精密がん診断向けの包括的なソリューションを提供しています。主要ブランドのErie、Menzel、Microm、Shandon、Richard Allanを擁するEprediaのポートフォリオには、顕微鏡向けのスライドガラス、各種機器、消耗品などがあります。2019年にPHCホールディングス株式会社による買収を受けて設立されたEprediaは米国、英国、ドイツ、スイス、中国に主要拠点を構え、総計で約1200人の従業員を抱えています。Eprediaは世界中の患者さんのがん診断を向上させることで生活を改善するという使命の実現に傾倒しています。Eprediaとその製品に関する詳細情報についてはwww.epredia.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

LUNAPHORE

Irene Tamayo
Lunaphore Corporate Communications
Email: communications@lunaphore.com
Phone: +41 21 353 58 22

Andrea Büchler
Lunaphore Finance and Business Development
Email: andrea.buechler@lunaphore.com
Phone +41 79 598 40 73

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