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2020年10月8日 (木)
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日本はSenhance手術システムが最も急成長中の市場の1つ

米ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 低侵襲手術の改善を目的に外科医と患者との間のインターフェースのデジタル化に取り組む医療機器企業のトランスエンテリックス(NYSE American:TRXC)は本日、東京都保健医療公社の豊島病院がSenhance®手術システムのリースと利用に関する契約を締結したと発表しました。


トランスエンテリックスの社長兼最高経営責任者(CEO)であるアンソニー・フェルナンドは、次のように述べています。「豊島病院と提携して同院のSenhanceデジタル腹腔鏡手術プログラムを構築できることは当社にとって大きな喜びです。当社は手術1件当たりの魅力的な経済性、包括的な保険償還範囲、腹腔鏡手術の強力な基盤にデジタル機能を追加できる能力を持つため、設置台数と臨床症例数のいずれの面でも、日本はSenhanceが最も急成長中の市場の1つとなっています。当社が最近日本で開設した研修センターも、当地域での当社の成長を一層加速させるものとなります。」

豊島病院は入院と外来の両部門を持つ総合病院で、415床を擁し、東京医科歯科大学と提携しています。同院は、首都圏の住民に卓越した医療を提供し、福祉を増進することを目的として東京都保健医療公社が運営する6つの病院からなるネットワークの一部です。

豊島病院院長で東京医科歯科大学外科臨床教授の安藤昌之医師は、次のように述べています。「当院は、本コミュニティーのメンバーのための包括的プログラムの一環として、実現し得る最良の外科医療を提供することに専心しています。当院は、患者さんを治療する私たちの能力にプラスの影響を与えることができると考える場合、最先端の技術を利用することを約束しています。Senhance手術システムは、先進的な低侵襲手術ツールであり、当院の外科医は優れた先進的手術を合理的コストで提供するために利用していきます。」

東京医科歯科大学病院の大腸・肛門外科科長である絹笠祐介医師は、次のように述べています。「先進的な低侵襲手術には、精度、優れた可視化、先進的な装置が必要です。当院がSenhance手術システムを選択した理由は、同システムが当院の優れた腹腔鏡手術プログラムを発展させ、高度な可視化機能とデジタル機能を追加できるからです。」

Senhance手術システムは、腹腔鏡低侵襲手術の基準を守ると同時に、触覚フィードバック、ロボット手術の精度、アイセンシングを通じたカメラコントロール、快適なエルゴノミクス、3 mm細径鉗子類を含む先進的な機器、手術1回当たりのコストを従来の腹腔鏡手術と同等に維持する上で役立つリユーザブルインスツルメントを標準としながら、デジタル技術の利点を提供するように設計したデジタル腹腔鏡手術プラットフォームとして初にして唯一の製品です。Senhance手術システムは、2019年に厚生労働省より薬事承認を取得しております。また保険償還対象となる手術は日本のあらゆる腹部ロボット手術プラットフォームの中で最も広範です。A1区分の従来の腹腔鏡手術と同等の償還価格にて、一般外科、大腸科、婦人科、小児科、泌尿器科における良性疾患および悪性疾患の98種類の全ての腹腔鏡手術の保険適応が認められております。

日本は世界で2番目に大きい医療機器市場で、その規模は年間400億ドルと見積もられ、うち50億ドル以上は設備投資です。日本には8400軒を超える病院が存在し、そのうち約80%は民営組織です。外科手術への腹腔鏡の浸透率で、日本は世界の上位を占めています。中央政府は近年、経費抑制のイニシアチブを導入・実施し、ロボティクスに対する最近の手術承認に当たり、従来の腹腔鏡手術と同じ保険償還率を規定しており、手術コストを大きく重視して採用に影響を与えています。

トランスエンテリックスについて

トランスエンテリックスは、デジタル腹腔鏡手術と呼ばれる新しいカテゴリーの医療を通じ、外科医と患者の間のインターフェースをデジタル化して、低侵襲手術(MIS)を改善しています。インターフェースのデジタル化により、腹腔鏡手術における拡張知能、接続機能、ロボット工学のような先進機能を使用することが可能となり、現在の手術が臨床/認知/経済面で抱える欠点に対処できるようになります。本システムはロボット手術に初めて使用される機械視覚装置を搭載していますが、この装置では手術における拡張知能を実現する新しいインテリジェント・サージカル・ユニット(ISU™)の力を活用しています。Senhance®手術システムは、デジタル腹腔鏡手術の利点を世界中の患者に届けると同時に、価値を基礎とする医療の原則に忠実であり続けます。Senhance手術システムを使用したデジタル腹腔鏡手術の詳細については、https://Senhance.com/をご覧ください。本システムは現在、米国、EU、日本、その他一部の国々で販売されています。適応症の完全なリストについては、https://www.transenterix.com/indications-for-use/をご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、Senhanceシステムおよび豊島病院によるSenhanceシステム向けプログラムの開始に関する記述が含まれています。これらの記述や、当社の将来の計画や目標に関するその他の記述は、1933年証券法第27A条および1934年証券取引法第21E条に定める意味での将来見通しに関する記述に該当し、1995年民事証券訴訟改革法で規定されているセーフハーバー条項の対象となることを意図しています。これらの記述はリスクや不確定要素の影響を受けますが、それらのリスクや不確定要素は多くの場合に予想困難で、当社のコントロールを超えており、実際の結果が予想と大きく異なる場合の原因となることがあります。それらのリスクや不確定要素には、日本が設置台数と臨床症例数のいずれの面でもSenhanceが最も急成長中の市場の1つであり続けるか否か、当社が日本で最近開設した研修センターが当地域での当社の成長を一層促進するか否か、豊島病院の外科医らがSenhance手術システムを利用して優れた先進的手術を合理的コストで提供するか否かが含まれます。トランスエンテリックスの事業に伴うリスクや不確定要素を確認するには、2020年3月16日付でSECに提出した2019年12月31日締め年度のフォーム10-K年次報告書や当社が米証券取引員会(SEC)に提出したその他の書類を含め、当社がSECに提出した書類をご覧ください。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点における当社の予想に基づいており、本プレスリリースが配信された日付時点における事柄にのみ言及しているため、これらの記述に過度の信頼を置かないようご注意ください。新しい情報、将来の出来事などがあった場合でも、当社は一切の将来見通しに関する記述について、公式に更新または修正する義務を負うものではありません。

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