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2021年12月9日 (木)
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ジュネーブ--(BUSINESS WIRE)--国際食品・飲料アライアンス(IFBA)のメンバーが、加工食品のナトリウム(食塩)削減のために、世界的に標準化された目標を設定するという食品業界による初めての共同コミットメントを策定しました。

IFBAのメンバーは、世界保健機関事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス博士に宛てた手紙の中で、2025年までに自社のグローバル・ポートフォリオ内でナトリウムを削減し、2030年までには、消費頻度が高く、それぞれのカテゴリーでナトリウム摂取の重要な要因となっている主要カテゴリーの製品のナトリウムを削減することを誓約しました。

ナトリウム摂取量の削減は、健康的な食生活を促進し、世界的なNCDターゲットや持続可能な開発目標の達成に向けた進捗を加速させるための手段として、WHOによって特定された世界的な公衆衛生上の優先事項となっています。IFBAグローバル・ナトリウム削減コミットメントはこれらの目標を支援することを目的としており、過去20年間、消費者の食生活におけるナトリウム摂取量を削減するためにメンバー企業が個々に実現してきた重要な前進を基盤としています。

私たちは、WHOの「非感染性疾患の予防と管理に関するグローバル行動計画2013-2020」を支持しています。この計画は、人口の平均食塩摂取量を30%相対的に削減することを世界的な目標とし、2025年までに食塩1日5g未満の目標を達成することを目指しています。2013年にこの計画が採択されて以来、IFBAのメンバーはこの目標に見合った製品のナトリウム削減を行っており、消費者の食生活におけるナトリウム削減に大きく貢献しています。

IFBA事務局長のロッコ・レナルディは次のように述べています。「今回のコミットメントは、世界の健康と栄養を改善するためにIFBAメンバーが2008年にWHOに対して最初に行った公約をさらに前進させる新たな一歩です。既存製品の改良だけでなく、新製品の開発にも適用される世界的なナトリウム削減目標は、メンバー企業の製品ポートフォリオに有意義な栄養改善をもたらすことでしょう。」

2021年12月8日に開催される東京栄養サミットで、IFBAグローバル・ナトリウム削減コミットメントが発表されます。

国際食品・飲料アライアンス(IFBA)について:IFBAは、世界的な食品・ノンアルコール飲料企業であるザ コカ・コーラ カンパニー、ダノン、フェレロ、ゼネラル・ミルズ、グルポ・ビンボ、ケロッグ、マース、マクドナルド、モンデリーズ・インターナショナル、ネスレ、ペプシコ、ユニリーバの12社のグループとして、世界中の人々がバランスのとれた食生活と健康で活動的なライフスタイルを達成できるよう支援するという共通目標を共有しています。IFBAは非商業・非営利団体で、国連の経済社会理事会(ECOSOC)の特別諮問機関です。IFBAの詳細については、www.ifballiance.orgをご覧ください。

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Contacts

Rocco Renaldi
rrenaldi@ifballiance.org
+32 473 40 18 27

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