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2023年6月2日 (金)
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仏クレルモン・フェラン&タイ、バンコク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 規制関連ニュース:



プラスチックと繊維のライフサイクルを再定義し、生物学的ソリューションの開発と工業化に取り組むバイオテクノロジー企業であるカルビオス(Euronext Growth Paris: ALCRB)と世界展開する持続可能性重視の化学品メーカーであるインドラマ・ベンチャーズ(Indorama Ventures Public Company Limited(IVL))(Bloomberg ticker IVL.TB)は、フランスで世界初のPETバイオリサイクルプラントを建設するためのジョイントベンチャーに関する拘束力のない覚書(MOU)に署名したことを発表しました1

インドラマ・ベンチャーズは、MOUに定められた包括的条件に基づき、株式および非転換融資による資金調達で合弁事業に約1億1000万ユーロを投資する予定で2、最終的なエンジニアリング文書と実現可能性調査の結果が待たれます。両当事者は、プロジェクトの実施に対する相互支援と、2023年末までに契約を完成させる意向を確認しました。

フランスでのこの最初のプラントの成功によっては、インドラマ・ベンチャーズ は、将来の開発のためにこの技術を他のPET施設にも拡張する可能性があることを示しています。

署名された内容に基づき、2022年12月に工場建築許可を申請しているカルビオスは、ロングラビルにあるインドラマ・ベンチャーズの既存PET工場から13ヘクタールの土地を取得する必要があり、2023年第3四半期までに許可が下り、2023年末までに建設を開始、 2025年に稼働予定となっています。この土地により、処理能力を2倍にすることができます。この覚書に基づき、インドラマ・ベンチャーズはアウトプットの100%の再重合を保証し、両パートナーは原料供給の確保においても協力することになります。

最近のインフレによる影響を考慮し、新工場への資本投資総額の見積もりは約2億3000万ユーロに更新されています。プロジェクト費用は、インドラマ・ベンチャーズ、フランス政府およびグランエスト地域のプロジェクトに利用可能な補助金3、そしてカルビオスによる合弁事業の資本化によって賄われます。カルビオスの合弁事業への資本注入の一部は、カルビオスの現在保有する現金の一部(2023年4月30日時点で8600万ユーロ)によって賄われるものとします。カルビオスは、合弁事業に残りの資金を提供するための最良の選択肢を検討中で、市場の状況に基づいて最も適切なソリューションとスケジュールを選択する予定です。

本プロジェクトは、世界的に持続可能な化学会社としてのリーダーシップを確立するというインドラマ・ベンチャーズのVision 2030目標を達成するための措置の一環です。同社のESGコミットメントには、15億ドルを投じてリサイクル能力を2025年までに年間500億本のPETボトル、2030年までに年間1000億本のペットボトルに増やすことが含まれています。これらの目標を達成するために、飲料用ボトルに使用される再生PET樹脂の世界最大のメーカーであるインドラマ・ベンチャーズは、フランスの2か所を含む機械的リサイクル拠点の世界規模での拡大に加え、高度なリサイクルを含む新しいリサイクル技術への投資を行っています。

カルビオスは、真の資源循環の達成を目的として、PETプラスチックと繊維廃棄物を未使用同様の製品に効率的かつ無溶剤でリサイクルできる画期的な酵素解重合技術を開発しました。同社はまた、2035年までにPETの高度なリサイクルにおける主要な技術プロバイダーになるという野心的な計画を持っています。フランスのクレルモン・フェランにある実証プラントでの継続的なテストが成功した後、カルビオスは技術の商業的および技術的実現可能性を評価するため、インドラマ・ベンチャーズと1年以上にわたり提携してきました。ロングラビルにある世界初の工業規模の酵素PETリサイクルプラントは、機械的にリサイクルできない廃棄物を含む、年間約5万トンの使用済みPET廃棄物を処理する能力があり、これは色付きPETボトル20億本またはPETトレイ25億個に相当します。

インドラマ・ベンチャーズのESG評議会会長であるヤシュ・ロヒアのコメント: 「当社は、カルビオスが持つテクノロジーの技術的健全性に関して、これまでに当社チームが実施したデューデリジェンスのポジティブな結果を喜ばしく思います。当社は、この画期的な開発が、PET プラスチックと繊維の循環経済のための重要なソリューションの1つとなる可能性があると確信しています。ロングラビルプロジェクトが成功すれば、将来の開発のために世界中の他の拠点でもカルビオスの技術を拡大することを検討しています。」

カルビオスのCEO、エマニュエル・ラデントのコメント:「今回の発表は、インドラマ・ベンチャーズとの提携において重要かつ画期的なマイルストーンであり、共同での初のPETバイオリサイクル プラントの実現に向けた大きな前進です。インドラマと共同で実施された技術デューデリジェンスにより、カルビオスの画期的なテクノロジーの堅牢性が証明されましたカルビオスでは、プラスチックと繊維を循環経済に含めることに取り組んでいます。ロングラビルにある当社最初の実用化拠点は、PETの高度なリサイクルにおいて当社がリーダーシップを確立し、世界中で産業および商業展開するための出発点となります。」

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カルビオスについて:
カルビオスは、プラスチックと繊維のライフサイクルを再定義し、生物学的ソリューションの開発と工業化に取り組むバイオテクノロジー企業です。自然からインスピレーションを得て、カルビオスはプラスチックと繊維による汚染を回避し、循環経済への移行を加速するという使命のもと、プラスチックを分解するための酵素ベースのプロセスを開発しています。PETのバイオリサイクルとPLAの生分解という2つの画期的な技術は、産業および商業規模での実証に成功しています。同社のバイオリサイクル デモプラントは2021年から稼働しており、インドラマ・ベンチャーズと提携による世界初の実用化拠点は2025年に稼働する予定です。カルビオスは、特にNature誌で科学的評価を受けており、製品のリサイクル性と循環性を高めるために、化粧品、食品および飲料、アパレル業界の有名ブランドにもサポートされています。ネスレ ウォーターズ、ペプシコ、欧州サントリー ビバレッジ アンド フードは、カルビオスが設立したパッケージング コンソーシアムのメンバーであり、ロレアル、パタゴニア、プーマ、PVH コーポレーション、サロモンは繊維コンソーシアムでカルビオスと提携しています。
プラスチックと繊維の循環を促進するバイオテクノロジーについての詳細は、www.carbios.com/enでご覧ください。
ツイッター:Carbios /リンクトイン:Carbios / インスタグラム:insidecarbios

カルビオスの株式に関する情報:

ISIN Code: FR0011648716
ティッカーコード:Euronext Growth: ALCRB
LEI:969500M2RCIWO4NO5F08

Truffle Capitalによって2011年に設立されたカルビオスは、中小企業に投資するフランス居住者が所得税還付の恩恵を受けられる政府プログラムPEA-PMEの対象となっています。

インドラマ・ベンチャーズについて
タイの上場企業であるインドラマ・ベンチャーズ(Bloomberg ticker IVL.TB)は、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、アジア太平洋にまたがる世界的な製造拠点を持つ世界有数の石油化学メーカーです。同社のポートフォリオには、複合PET、統合酸化物および誘導体、繊維が含まれます。同社製品は、主要な日用消費財や自動車分野、つまり飲料、衛生、パーソナルケア、タイヤ、安全分野などに提供されています。同社は、世界で約2万6000人の従業員を擁し、2022年の売上高は187億米ドルとなっています。同社はダウ・ジョーンズ・エマージング・マーケットおよびワールド・サステナビリティ・インデックス(DJSI)にも上場されています。

将来の見通しに関する記述およびリスク要因に関する免責事項:
本プレスリリースに含まれる特定の情報は、将来の見通しに関する記述であり、過去のデータではなく、記載された事実やデータが実現することが保証されているものと解釈するべきではありません。これらの将来の見通しに関する記述は、カルビオスが合理的であると考えるデータ、仮定、推定に基づいています。カルビオスは、競争が激しく、急速に進化する環境で事業を行っており、したがって同社は、その事業に影響を与える可能性のあるすべてのリスク、不確実性、その他の要因、それらが同社の事業に及ぼす潜在的な影響、またはリスクの具現化またはリスクの組み合わせが、本文書の将来の見通しに関する記述で言及されている当初の計画とは大きく異なる結果をもたらす可能性があることを予測する立場にありません。カルビオスは、将来の見通しに関する記述が将来の業績を保証するものではなく、実際の財務状況、業績、キャッシュフロー、およびカルビオスが事業を展開する分野の発展は、本文書に含まれる将来の見通しに関する記述に示唆されているものとは大幅に異なる可能性があるということに注意を促します。さらに、カルビオスの財務状況、業績、キャッシュフロー、およびカルビオスが事業を展開する業界の発展が、本書の将来の見通しに関する記述と一致している場合でも、そのような業績や発展はカルビオスの将来における業績や発展の信頼できる指標ではない可能性があります。読者は、フランス市場庁(「AMF」)に提出された汎用登録書類、および同社ウェブサイトで無料で入手できる半期財務報告書に記載されているリスク要因を慎重に検討することをお勧めします。これらのリスク要因の全部または一部が具現化した場合、またはその他のリスク要因が発生した場合でも、カルビオスは、いかなる場合においても、本プレスリリースの情報および/または記述に関連して行われた決定または行動、または関連する損害について、誰に対しても責任を負いません。これらの情報は、本プレスリリースの発表時点のものです。カルビオスは、適用される法的または規制上の義務に従う場合を除き、これらの情報またはその根拠となる仮定を更新・公開する義務を負いません。

1参照先:カルビオスとインドラマ・ベンチャーズによる2022年2月23日付のプレスリリース
2インドラマ・ベンチャーズ による株式および非転換融資による資金調達は、カルビオスではなく合弁事業でのみ行われるものとします。
3参照先:カルビオスによる2023年5月31日付けのプレスリリース

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