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2019年9月19日 (木)
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台湾・台北--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 台湾ほど質と効率を伴った医療サービスを容易に利用できるところはなく、世界中から毎年50万人近い患者を引き付け、有力な医療機器供給業者の注目を集めています。


がん治療は、アジアで台湾が評価されている医療専門分野の1つです。焦点は現在、陽子線治療へと移っていますが、この治療法は痛みを伴わずに放射線を標的となる腫瘍に正確に照射する手段であることが判明しており、発生する副作用を最小限に抑えます。

陽子線治療の重要企業がアジア市場で競争

陽子線治療はこれまでのがん治療法に取って代わる有望な選択肢であることが示されているにもかかわらず、医療施設で見られる主流のサービスに近づくということからはかけ離れた位置づけとなっています。PTCOGの統計によれば、現時点で82軒の医療施設が陽子線治療の提供を表明しており、うち1軒が台湾で実施中、9軒が台湾の施設で今後提供され、世界の他の地域とは対照的に台湾は最も高い割合を示しています。長庚記念病院(Chang Gung Memorial Hospital)が2015年にサービスを開始してすぐ後に、ASEAN諸国の患者による需要増に狙いを定めて、台北医学大学附設医院(Taipei Medical University Hospital)、中国医薬大学附設医院 (China Medical University Hospital)、台北栄民総医院(Taipei Veterans General Hospital)、国立台湾大学医学院附設医院(National Taiwan University Hospital)、さらに台湾国内およびアジア地域で有名な5軒の病院もサービス導入を決定しました。

医療機器分野の多国籍大企業、すなわちIBA、バリアン、日立、SHIグループも、各医療センターと提携関係を築くことで台湾における商機に飛びつきました。これら企業のプレゼンスは、台湾が医療の専門力と地理的位置によりビジネス発展の起点となることを実証する場所となる上で好位置につけていることを示しており、またがん治療法の革新と適用を促進する台湾の能力を認めるものです。

台湾は頭部、頚部、胸部のがん、小児で発見される腫瘍の治療に秀でる

他の治療法と併用した陽子線治療は、肺がんと頭頸部の腫瘍に対して有用であることが判明しています。台湾に拠点を置く各医療機関は、臨床症例/研究を通じて良好な結果を出しており、治療過程に関与するエンジニアリング専門家や科学専門家と共に、乳がんと小児がんがアジアにおける台湾の戦略的足場を強化する上で決定的に重要な新分野になり得ると指摘しています。

陽子線を含む放射線治療機器を製造する多国籍企業と、その提携先である病院は、2019年12月5~8日に開催される台湾医療科技展(Healthcare+ Expo Taiwan)で、ライブデモを行い、先進的がん治療を支える技術を紹介します。

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