PrecivityAD2™血液検査が、アルツハイマー病の早期の正確な診断によって標準臨床治療を変革する可能性に注目
セントルイス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --高度な脳診断のリーディング企業C₂N Diagnostics, LLCと、「ヒューマン・ヘルスケア企業」の エーザイ・インク は、C₂Nに対する最大1,500万ドルの出資を決定したことを発表しました。
この出資についてC₂Nの幹部は、認知機能障害の患者向けの革新的な血液検査であるPrecivity™検査の規模を拡大し、幅広いアクセスを提供したいという両社の共通の願いを反映したものだと述べています。これらの検査は、医療提供者によるアルツハイマー病の病態の判断や、医学的管理と治療の決定を支援することを目的としています。
両社は、米国におけるアルツハイマー病の早期診断を目指し、高性能血液バイオマーカー検査の可用性、アクセス、活用の拡大を図るC₂Nの取り組みを、エーザイの出資を通じて促進することに合意しています。
C₂NのCEOであるJoel Braunstein博士は、次のように述べています。「脳の健康分野における当社の先進的な診断ソリューションの価値と質の評価に、エーザイが献身的かつ徹底的に取り組んでくださったことに深く感謝します。今回の資金調達は、早期発見と治療、最終的には予防を通じてアルツハイマー病の進行を変化させることにコミットする最高の投資家を集めてきた当社の歴史を踏まえたものです。当社は、アルツハイマー病患者の管理と臨床治療基準の変革に向けて、この分野でエーザイのリーダーシップが発揮されることを誇りに思います。陽電子放射断層撮影(PET)スキャンのような測定法の黄金律と密接に関連する血液バイオマーカーの可用性が高まるにつれて、安全で効果的な薬物治療に対する患者のアクセスが改善するでしょう。」
エーザイのシニアバイスプレジデントで、グローバルADオフィサーの内藤景介氏は、次のように述べます。「高精度の血液診断は急速に進歩し、拡大しています。PETやCSF検査の費用やキャパシティ上の課題を踏まえ、当社は認知症エコシステムのさらなる拡大に取り組んでいます。より安価で低侵襲な診断ツールの利用を推進し、アルツハイマー病の管理への幅広いアクセスを支援してまいります。」
C2Nとエーザイは2022年に、「現在臨床試験に参加していない認知機能障害当事者に対する血液検査法の活用を支援し、認知度向上とリアルワールド・エビデンスの構築を図る 」ために協働することを発表しています。
C2N Diagnostics, LLCについて
C₂NはClarity Through Innovation®を実現することをビジョンとする診断薬専門企業です。C₂Nは、脳の健康分野で卓越した臨床検査サービスや高度な診断ソリューションを提供することに努めています。高分解能質量分析法をベースとするC₂Nのバイオマーカーサービスおよび製品は、診断や治療モニタリングなど患者ケアを改善するための臨床的意思決定、神経変性の新規治療法を試験する臨床試験の品質と効率の最大化、医療研究者が新規疾病メカニズムの理解を深め、新規治療ターゲットを特定し、世界の公衆衛生を改善する重要な疫学研究を行うための革新的ツールの提供などに使用されています。C₂Nのアッセイは、米国および世界中で、150以上のアルツハイマー病およびその他の研究において使用されています。アルツハイマー病の病態進行を変える可能性がある疾患修飾療法(DMT)を含む画期的な治療と予防の臨床試験にも使用されています。C₂Nは、多国籍製薬会社やバイオテクノロジー企業、主要学術機関、国立老化研究所、アルツハイマー病協会、その他の非営利団体やコンソーシアムと継続的な協力関係を結んでいます。Precivity™関連のバイオマーカーは15,000以上の査読付き論文で報告されており、現在さらに多くの論文の査読が進んでいます。
当社は、国立老化研究所、GHR基金、アルツハイマー病創薬基金、ブライトフォーカス財団、アルツハイマー病協会から惜しみない支援を受けています。詳しくは www.C2N.comをご覧ください。
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