韓国・ソウル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ソウルに拠点を置くAI創薬・開発バイオテクノロジー企業であるOncocrossは5月22日、AIプラットフォームに基づく新薬開発のため、JWファーマシュティカルと共同研究契約を締結したと発表しました。
この契約に基づき、JWファーマシュティカルが抗がん剤・再生医療の分野で開発中である「ファースト・イン・クラス」医薬品パイプラインの新規適応症の開発可能性を特定・検証するための研究活動で、両社が協力することになります。
この目的に向けて、Oncocross独自のAIプラットフォームであるRAPTOR AI TM が活用されます。RAPTOR AI TM は、新薬候補・既存薬の最適な適応または追加の適応をスクリーニングする、AI医薬品開発プラットフォームです。このプラットフォームは、製薬企業の新薬開発に必要なAI機能を提供し、従来の手法と比較して精度の向上、コストの削減、開発期間の短縮をもたらします。
これに先立ち、両社は2022年に医薬品候補の新たな適応を特定するための共同研究契約を締結しました。この共同研究の際に、JWファーマシュティカルは新医薬品候補の希少疾病の適応拡大に関する肯定的なデータを確保できたため、フォローアップ開発の計画策定を進めているところです。
このようにRAPTOR AI TM テクノロジーの能力を検証済みのJWファーマシュティカルでは、今回も新たな適応症のスクリーニングに必要な時間を短縮し、「ファースト・イン・クラス」の医薬品パイプラインの臨床研究の成功確率を高めることができると見込んでいます。
「当社が注力しているイノベーションのレベルでは、新薬候補と適応症を発見するための高い研究開発能力と多大な費用と時間が必要であるため、今後もOncocrossのように新技術を持つ革新的な国内および世界のバイオテクノロジー企業との多様なパートナーシップを模索していきます」とJWファーマシュティカルは語りました。
OncocrossのCEOであるYirang Kim博士は、「RAPTOR AI TM の有用性と商業的価値が市場で認められたという意味で、今回の提携継続は意義深いものです。AI創薬分野における大手製薬会社とバイオテクノロジーの協力関係の規範を示すべく、今後も全力を尽くしていきます」と述べました。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Contacts
Oncocross Co., Ltd.
Daniel Kim
+82-2-867-9967
daniel.kim@oncocross.com
※ (C) Business Wire, Inc.
※ 掲載情報は掲載時点での内容になります。内容についてはリンク先の情報が優先します。
ビジネスワイヤ提供 プレスリリースの新着記事
- Texas Medical Center、三井不動産、国立がん研究センターがパートナーシップを締結 「TMC Japan BioBridge/JACT Program」を開始 ―日本のヘルスケアイノベーターに米国市場参入の道を提供―
- エイプリル・グループ、中国におけるプレゼンス強化を通じて国際展開を継続
- ビーボ・セラピューティクスがパース・バイオサイエンシズのギガラボと提携し、AIを活用した創薬のための1億個の細胞アトラスを生成
- アジア各国・地域から選ばれた起業家が競う柏の葉を舞台としたイノベーション・アワードAEA2024
- オアシスは小林製薬に新たな社外取締役及び紅麴事件の外部の調査者を選任するべく、臨時株主総会の開催を求める
- ノボキュア、膵がんに対する腫瘍治療電場療法(TTフィールド)の第3相臨床試験PANOVA-3のトップライン結果を発表