2009年12月8日 (火)
厚生労働省は12月8日の社会保障審議会医療保険部会に、全国健康保険協会(協会けんぽ)の後期高齢者支援金の負担の肩代わりを健保組合と共済組合に求める代わりに、これによって負担が急増する組合への財政支援策として、保険料率の上昇幅に上限を設定することなどを提案した。同省は、肩代わりを来年度から後期高齢者医療制度の見直しまでの暫定措置と説明して理解を求めたが、健康保険組合連合会(健保連)などが反対姿勢を崩さなかった。同省側は、この日の意見を長妻昭厚労相ら政務三役に報告する。
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