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　中央社会保険医療協議会（中医協）の診療報酬基本問題小委員会（委員長＝遠藤久夫・学習院大経済学部教授）は12月18日、「地域の特性を考慮した診療報酬点数」について議論した。診療側は、医療資源が少ない地域では、入院時医学管理加算などの算定が難しい現状を説明し、現行の要件の緩和を求めた。支払側も要件緩和には理解を示したが、検討に当たっては「慎重に行うべき」との考えを示した。遠藤委員長は厚生労働省側に、要件緩和に対する考え方など、地域特性への配慮の方法を議論するためのたたき台を示すよう求めた。来年度の報酬改定で何らかの対応を図る方向で引き続き検討する。

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