2010年10月6日 (水)
厚生労働省は10月5日、新たな高齢者医療制度について、一般市民を集めた公聴会を東京都内で開催した。公聴会は8、10月に各地で行われ、この日が最後。会場には一般市民ら約1500人が集まった。会場からは、新制度を検討している「高齢者医療制度改革会議」での医療サービスに関する議論が不十分との意見が複数出た。これに対し、同会議で座長を務める岩村正彦・東大大学院法学政治学研究科教授は、医療サービスに関する検討は重要だが、まずその土台となる医療保険制度を固めるのが同会議の役割だと説明した。
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