医療・医薬情報インデックスサイト

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2009年11月16日 (月)
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 厚生労働省の「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」(座長=寺野彰・独協医科大学長)は11月16日、「卵巣がん体験者の会スマイリー」の片木美穂代表を招き、ドラッグ・ラグ問題についてヒアリングを行った。片木氏は、海外で幅広いがん種の適応を持った医薬品が、日本国内では限定されたがん種の患者にしか使用できない実態があることを指摘。「こうしたドラッグ・ラグ被害者が増えており、エビデンスのない治療が自費診療の名の下に行われている方が危険ではないか」と述べ、ドラッグ・ラグ問題の早期解消を求めた。

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